続 Fumio Miki - スイス・インターラーケンより・・・

スイス・インターラーケンより・・・ 旧ブログの過去ログはこちらからご覧下さい。 http://sky.ap.teacup.com/miki_swiss/

2013/04

本職、始まってます。。。

先週末は、それまでの陽気はなんだったんだ?と思わせる大雪・・・

雪が降るくらいは例年の如くだし、6月になっても降る事があるくらいなのですが、今回は山の上では積もった所で一晩で80cmくらいの積雪があったようで、クライネシャイデック、ウェンゲン等に上がる登山電車は雪崩の危険大ということで運休してました。シーズン中、あれほど運休になって仕事休みになれば・・・と願っていたのにほとんど止まる事無くしぶとく動いた電車が、自分が仕事終わったとたんに止まりました。。。(笑)

半分無理だろうとは思っていましたが、そんなに急な場所でなければ滑れるかな?なんて思っていましたが、唯一営業していたシルトホルンもやっぱりリフトは止めてましたね。


それまで完全に緑一色だったインターラーケンもこんな感じでした。Tシャツ、ショートパンツで過ごせる(または飛んでいる)25℃くらいから一日でこれ・・・忙しいです。


あ、そういえば・・・

私、本職に復帰してしっかり毎日飛んでいます。

今日は復帰後初めてのフライト日和。

なかなかのサーマルコンディションで楽しめました。。。

やっぱり慣れた職場というか、環境はいいですね。多分、4ヶ月(ほぼ5ヶ月近くか・・・)も完全に離れていたから余計に新鮮に感じるのかもしれないのですが・・・

同僚以外の他の会社のパイロットなんかは自分がしばらく日本に帰っていたと思っている連中も多く、「ようやく休暇から帰って来たか!」と言われたりも。君たちの方が休み過ぎなんだけどね、実際は・・・(笑)

うちの会社の連中も含めて、パイロット連中は冬の間、最低2ヶ月は休暇でどこか行ってますね。。。あくまでも平均ですからね。そして、今年は休暇ゼロの自分が平均値をかなり下げて(上げて?)いることもお忘れなく!(笑)

やっぱりちょっと特殊な業界ですね。



今日は、扇澤さんの代わりにX-Alpsのターンポイントの一つのインターラーケンの攻略法を研究です。(と言ってもいつも通り・・・笑)

しかし、ふざけている場合でなく、扇澤さんとも話しましたがイタリアからスイスパートは今回のレースではかなり大きなポイントとなることは間違いありません!
自分が飛ぶわけではないのに、最近はこの辺りの山を眺めているだけでなんだかワクワクというかドキドキというか、すでに興奮状態です。。。(笑)

仕事に復帰して環境が変わってから、情報収集が加速しました。頼れる連中がたくさんいて助かります。。。






さて、最後はガラッと話題を変えて・・・

食べ物ブログです。(いろいろな人に対応してますから・・・?笑)


この前、最近ネット上で話題になっている(?)「卵の黄身の醤油漬け」というものを試してみました。

黄身だけを醤油と少量のみりんに漬けておくだけ・・・

3~4日が食べ頃という情報でしたが、さすがに怖かったので2日だけ漬けてご飯にのっけて食べました。。。

黄身の水分が醤油と入れ替わって(?ホントにそうなん?)箸で普通に持てる固さになっています。そして、肝心の味は・・・

非常に例えが難しいのですが、三木流に言うと・・・プチプチ感のないドデカいイクラ。(笑)

わかってもらえたでしょうか?


お腹に自信のある人は是非お試しあれ!!

かなり美味しかったですよ!


本当はもっと醤油をいれてタプタプに漬けた方がいいのかもしれません。



それでは、今回はこの辺で。。。








ようやく・・・クーシュベル(No,2)

フィルスト、メンリッヒェン、クライネシャイデック・・・と毎週一ヶ所ずつスキー場がクローズしていき、今週末でシルトホルンが営業終了して、ユングフラウ地区のスキー場は全てクローズとなります。。。

雪はまだまだタップリあるのでもったいないと言えばもったいないのですが・・・自分の冬の仕事がいつまでたっても終わらないのは非常に問題なので(笑)営業終了賛成!だったりもするのです。

ただ、観光用の登山電車等、一年中動いているものもあるので、ツアースキーの為にユングフラウヨッホまで上がるスキー客はまだ多いです。

ゲレンデも、多分今行けば誰も滑っていないピステ上の雪がかなり緩んで、新雪みたいにかなり気持ちよく滑れる状態になっていることでしょう。昔は結構滑りました、そんな状態で。(この状態で大勢滑ると春のシーズンのいわゆる腐った雪となってしまいます。)だから高所へ誰も滑っていない所へ行くツアースキーは今の時期面白いでしょうね。


そうです、冬の仕事は終わりました。

冬と言えばスキースクールでのスキー教師の仕事・・・というのが当たり前になっていた自分にとってはかなり新鮮(かなりいい言い方をすると。笑)でしたね。いろいろと勉強させられました。

休みは結構あったはずなのですが、思った以上に自分の時間が取れず・・・いや、ちょっと違うな・・・言い方が非常に難しいな・・・別世界に入り込んでしまい、完全に情報が遮断される、みたいな感じかな? 通常の世界に戻った今、かなりいろいろと遅れてしまっていることを痛感しています。

休みで日本に帰っていたり、何処かにしばらく行っていて・・・というのならいいというか当たり前なのですが、ここインターラーケンにいてこれというのはちょっとヤバイですね。

まぁ、今年の冬は仕事的には興味があったのですが、周りの環境にあまり興味が湧かなかったということなのかな?





さて、時間がかなり経ってしまい、スキーシーズンも終了となった今・・・

ようやくクーシュベル No,2 です。。。(笑)

写真とともに見て頂きましょう。



朝のホテル前です。

毎朝、ちゃんとスキーがホテル前に準備されています。日によっては円形状に並んでいたり、と遊び心も。。。

スキールームには常に何人かホテルのスタッフがいて、ブーツまで履かせてくれるのです!(自分はいつも断ってましたけど。笑)スキーから帰って来たら、ホテル前で板を脱いだらそのままスキールームへ・・・スキー期間中、自分で板を手に持つ事はありませんでした!(スキー場でゴンドラに乗るときはさすがに持ちましたけど。笑)

スキールームでちょっと喉が渇いたなと思えば、「水ある?」でちゃんと新しいペットボトルで水をくれるし、小腹が減ったらちょっとした食べ物も・・・

このホテルのならびには同じような5つ星ホテルがいくつも並んでいたのですが、どこもこんな感じでした。

用事があって他のホテルのスキールームへ行ったら、グラスにシャンペンが用意されていたりも・・・

日本では考えられないほどの至れり尽くせりのサービスです。しかし、ヨーロッパの高級リゾートではこのくらい当たり前といった感じなのでしょうね。

自分もこの仕事をしていなかったら一生知らずに終わる事だったでしょう。。。(笑)






No,1で書いたように、スキー場としてもかなりポテンシャルのある(あり過ぎる!)のですが、街の目の前にあるワールドカップのコースもワイドでビックリです。

4~5日間、ずっとジュニアの大きなレースが行われていたのですが、写真のように同じ斜面に何コースも作り、カテゴリー別に同時に何レースも進行していました。

ツェルマットとかサース・フェーの夏の氷河スキーかと思いましたよ。(各国のチームのトレーニングでポールが乱立していますからね。笑)




今回は、トロワ・バレーの真ん中の谷メリベルを超えて、バルトランスまで行けました。ガスっていて残念でしたけど、晴れていたら滑りたい所が山ほど出て来て悔しい思いをするだろうから(時間が足りないので。)見えなくてよかったということに・・・(笑)

谷ごとに雰囲気がガラリと変わるのですが、バルトランスは大きさもビックリなのですが、それ以上にリゾートマンションのような大きな建物がスキー所の周辺に立ち並び、なんとなくバブルの頃の湯沢みたいな雰囲気でした。



ゴンドラ、リフトが建物の隙間を縫ってとおっています。



イメージキャラクター??? ミス・クーシュベルらしいです。
まぁ、なんとなく的は得ていますね。。。(笑)



とりあえず、こんな感じで終わりにしておきます。

一つ、食べ物の写真が無いのでは?とお思いでしょうが、とてもじゃないですが撮れるような雰囲気ではありませんでした。。。(笑)








クーシュベル (No,1) +3月放送分ファイルです。。。

昨日、クーシュベルでの仕事から帰ってきました。。。

あ、まずは「みっき~’sラウンジ」3月放送分のファイルから・・・

「みっき~’sラウンジ」(3月4日放送分) ←ここからDLして下さい。

「みっき~’sラウンジ」(3月11日放送分) ←ここからDLして下さい。

「みっき~’sラウンジ」(3月18日放送分) ←ここからDLして下さい。

「みっき~’sラウンジ」(3月25日放送分) ←ここからDLして下さい。

「みっき~’sラウンジ」(4月1日放送分) ←ここからDLして下さい。


前回来た時には無かったような気がするのですが・・・FM Courchevel 発見!!結構本格的なスタジオでしたよ。
自分でラジオの番組持ってなかったら、全く気にも止めないことなんだろうな・・・(笑)


トロワ・バレー(3つの谷)というとんでもない大きさのエリアの中の一つのクーシュベル・・・エリアの一つと言ってもそれだけでもかなり大きなスキー場で、1350、1550、1650、1850と、それぞれの標高のところにベースがあり、特に1850には高級5つ星ホテルが乱立(まさに乱立という感じ。笑)し、そこだけかなり特別な雰囲気をかもしています。。。隣の谷のメリベル、さらに隣のヴァルトランス等とはスキー場の雰囲気もかなり変わり、滑っていくとすごく面白いです。滑っている人々、レストラン等々、スキースクール・・・全てが一気に変わりますから。。。


ヨーロッパの超高級リゾートの一つとして有名なクーシュベルですが、ワールドカップのコースもあるし、オフもどこでも滑りたい放題(結構雪崩がヤバそうな所多数ですが・・・笑)とかなり楽しめるスキー場です。

もちろんお買い物も・・・(笑)

エルメスに一点物の600万円するジャケットがあったんだけど、「Mikiさん、買えば?」と、お客様に勧められました。(笑)そんな感じの物がゴロゴロしているような場所です。時計、宝飾品なんかは値段、知りたくありません。。。100万単位で十分です。



さて、今回のメインのテーマは・・・

クーシュベルのスキースクールの取り組み(?)についてです。

実はこれ、ずいぶん前からヨーロッパのいろいろな所で(スキースクールに限らず)やってるんですよね。知っている人も多いと思いますが・・・

スキー教師のセミヌードカレンダー(他の職業でもいろいろとありました。)のようなものです。自分はスイスのいろいろなものや、フランスでもやっているのを見た事があります。最近は日本でもありましたね。消防士や佐川男子(笑、でもこれもそんな感じの物ですよね。)・・・等々。


さすがにクーシュベルでセミヌードはなかったですが、

高級感あふれるハードカバーのクーシュベルスキースクールの歴史とイントラ紹介の本がありました。

この本は自分達の宿泊していたホテル(もちろん5つ星です。)の部屋にしっかり置いてありました。
400人いるスキー教師を全員紹介している訳ではありませんが、結構な人数のイントラが夏の仕事と共にこんな感じで紹介されていました・・・下の男は仕事というかまだ学生ですけど。(笑)




そして、これは本だけでなく、街の中心部のターミナルビルのような場所にもポスターとしていろいろな所に大きく貼られていました。


自分がスキー教師という立場だからかなり気になったというか目についただけで、実際に一般の人達の反応なんかはわからないのですが、これはかなり面白いかな?と感じました。

日本でも連盟や団体単位、デモンストレータだけが広報活動・・・というのでなく、個々のスクールでスキー教師をどんどん表に出していってもいいのでは?なんて思ったりもしたのですが・・・(個々でいろいろやっている人はいるでしょうけど。)

団体レッスンというものがほとんどないヨーロッパのスクール事情(クラブメッドは結構ありますけどね。笑)、そして、特にサン・モリッツのようにクーシュベルも400人のスキー教師のうちプライベートレッスンが9割近くを占めるであろうから(こういう高級スキーリゾートはほぼプライベートレッスンになります。)成り立つのであって、日本ではなかなか難しいんだろうな・・・


では、企画だけ勝手に出しておきます。(笑)

来年はまず団体からということで、SIAデモのセミヌードカレンダーを作りますか・・・

そして、「おてんま男子」 「山(回り)ガール」をブームにして・・・


誰かSIAの事務局へ伝えて下さい。

自分では行けないので・・・(退会させられるかもしれないから。笑)






プロフィール

Fumio Miki

スイス(ヨーロッパ)にて、日本人初のパラグライダー プロタンデムパイロットとなる。レース競技のほうもスイス国内リーグで飛び続ける。 スキー教師としても活動。スイス在住22年目。。。

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