続 Fumio Miki - スイス・インターラーケンより・・・

スイス・インターラーケンより・・・ 旧ブログの過去ログはこちらからご覧下さい。 http://sky.ap.teacup.com/miki_swiss/

2012/10

今度はホント(?)の初雪・・・

ちょっと旬ではなくなってしまいましたが・・・先週末は街でも本格的に雪が降り、しっかり積雪もありました。。。

何度も何度も雪が降った降らない・・・等々、書いてきましたが(笑)街まで降ったのは今回が今年初めてでした。


相変わらず家から出ないで撮ってます。(笑)これはかなり融けてしまっています。。。



もちろん山の上ではかなりの積雪があり、友達連中の中にはすでにスキーでどこかを滑ったっぽい写真がFacebookにアップされていました。絶対に誰かしらはやるだろうなと思っていましたが・・・ホントにこの辺りの連中は一日落ち着いて家にいるということが出来ないんですよね。(笑)


先週は、雲底が低い日が続き、そして週末の雪・・・とほとんど飛べず、昨日、今日と久しぶりのフライトとなりました。しかもなんだか結構忙しかったですね。。。

最低気温はもちろんの氷点下・・・日中も大して気温は上がらず、すっかりグローブを冬用にするのを忘れていたのでとんでもないことになっていました。いまだに全ての指先がなんだかしびれたような感じです・・・(笑)
(今日は朝一のフライト以外は問題ありませんでした。天気予報の気温予想よりもかなり暖かく感じましたね・・・)




ご覧のように、こういう時に限ってぶっ飛びにはならないんですよね。(笑)一日中いい感じで不安定でした。(←どういう風に言えばいいのかわからなくなっています。とにかくLabilでした。笑)


すっかり冬っぽいフライトです。


しかし、今日でテイクオフレベルくらいまでの雪はほとんど融けてしまいました。



最後にもう少し写真を載せておきます。

特に意味なく撮ってみただけのものですが・・・


これは今日です。本当はまだ紅葉が完全に終わっていない状態なのです・・・






それでは、今日はこの辺で。。。







呆れると言うか、アホと言うか・・・

昨日、今日とインターラーケンは秋の深まりを感じさせる紅葉・・・ではなく、分厚い雲海に覆われ一日中どんよりの天気。そして、山の上はスカッと爽やかな青空の広がるいい天気という、これも典型的な秋の天気となりました。

山に上がれば最高に綺麗な雲海が楽しめました。が、完全に雲海に覆われていると言う事は・・・フライトは出来ていません。(笑)

昨日はラウターブルンネンの谷の方までは雲が入って行かなかったので飛べましたが、今日はちょっと雲底が上がって谷の奥まで入り込んで行って完全に谷を覆ってしまいました。

ハイク&フライでシルトホルンからシルバーホルンヒュッテの方に飛んで行っていた友達は、雲の入り込んでくる早さに負けて(笑)谷の下まで飛んで来れず、途中の山の斜面にランディングして、そこからまたゴンドラで降りてこなければならない状態になっていました。(途中でたまたま用事があって電話したら、なんとか間に合わせようと必死で山を歩いている途中で、息をかなり切らせて大変そうでした。。。笑)

明日もこんな感じの天気になりそうで、その後はまた気温が下がり週末はまた雪が降りそうです。。。





さて、ここからが今日の本題です。

「みっき~’sラウンジ」でもテーマにした出来事なのですが・・・最近の日本と中国の問題が、全く関係ないここスイスでも起こっていました。。。

もちろん、最初に事を起こすというか、荒立てる原因となったのは、中国人観光客で・・・そして、最初に結論(自分の考え)を言えば、その中国人よりもさらにスイスのある会社の対応がアホ過ぎて呆れたということなのです。


「ユングフラウヨッホ」と言えば、今では(以前からか・・・笑)スイス観光の目玉の一つと言っても過言ではないほど有名で、日本人だけでなく世界各国から多くの観光客が訪れます。その数は・・・どれくらいなんでしょうね?(笑)年間100万人近くいっているのではないでしょうか。50~70万人は確実だと思うのですが・・・

そのユングフラウヨッホまで上がる鉄道の会社「ユングフラウ鉄道」では、例えば「ジャパン・ウィーク」「アメリカン・ウィーク」等々、それぞれの国のスペシャル週間というものが設定されるキャンペーンのようなものを行っていて、その週は一週間その国の国旗が全車両に掲げられ走っています。

先週は「ジャパン・ウィーク」ということで、全車両に日本の国旗が掲げられていたのですが・・・

ある中国人のグループの客か添乗員かはわかりませんが、「日本の国旗が掲げられている電車には乗らない!国旗をはずせ!!」と言い出したそうなのです。

鉄道会社の現場の社員は、「乗りたくないなら乗らなくていい。」という、まぁ普通の正しい対応をしたのですが、(しかも、その連中は勝手に国旗を外して投げ捨てたらしいのです。)後日その中国人のグループは(多分旅行会社の人間でしょうね。)ユングフラウ鉄道の本社に直接クレームを入れました。

すると、現場はもちろん本社内の人間の多くもそんなの問題外・・・と言う感じだったのに、トップの人間の独断で次の日から「日本の国旗を外せ」というお達しが来たようです。

これには現場の人間は怒り心頭・・・もちろん自分も怒りを通り越して呆れてしまいました。。。


完全に現在の中国人観光客の勢い(数がうなぎ登り)に傾きました。もし日本人観光客がまだ多ければそんなこと絶対にしなかったでしょう。

あまりにもあからさま過ぎて残念です。もうちょとちゃんとした人間だと思っていたんですけどね、あの人・・・

これに似たことは、この会社だけでなく、大きなお土産屋(時計屋)等でも起こっているように感じます。


これは、日本と中国だけでなく、今の国際情勢をみると他にも多々起こりそうな気がするのですが・・・(基本的に観光に来ていると言う状況でそんな問題をあえて引き出して来ると言う人はほとんどいないのだろうけど・・・)
ホテルやなんかでもいろいろな国の国旗を掲げている所も有りますが、そういう問題を考えている人はスイス以外の国旗を外しているそうです。


そういうことをやるからには、しかも世界中の国々の観光客を相手にする以上は、ある程度の世界情勢は頭に入れ、上のような問題が起こる事は想定しておかなければいかなかったのかもしれないし、(が、そこまで中国人がアグレッシブに来るのは想像できなかったでしょうね。)それ以前に、始めたからには貫き通して欲しかったですね。


国旗を外したからには、日本の旅行業界等々には「こう言う理由でキャンペーン中でしたが日本の国旗外しました。」とインフォするべきですが、それもされていないようです。


その程度(実際、その程度ではないですが。)でガタガタ言わないのが日本人のいい所(アホを相手には本気になってもしょうがないと言う意味で。)なのですが、ユングフラウ鉄道の会社内では社員は皆怒っています。(笑)

会社のトップ宛に直接クレームをどんどん入れて欲しいとまで言って来ているようです。
(皆さん、どんどんメールを送ってあげて下さい。英語で大丈夫です。)

大使館とかからのクレーム、日本の新聞等のコラムなんかで取り上げてもらう、等々の働きかけをしてちょっとあのCEOにわからせた方がいいのかな???



ちょっとまとまりに欠けた文になってしまいましたが、こんな感じの出来事でした。。。










冬の匂い・・・

さて、何から書いていきましょうか・・・(笑)

例年、10月は安定したスカッとした気持ちのよい天気が続くことが多いはずなのですが・・・

スペインから帰って来て「さぁ、もうひとっ飛び・・・」と言う、せっかくのやる気を雨、雨、雨でしばらくそがれ、



ようやく、日曜日くらいまでの数日はこんな感じ↑になったのですが、昨日はまた天気が崩れ、1000mくらいまで雪となりました。。。

グリンデルワルドでは村でもしっかり雪が降ったようです。

今年はなんだか一年を通じて雪が結構低いところまで降りて来て・・・と言うことを書くことが多かったように感じます。どれを初雪と言っていいのか非常に難しいところですが、とりあえず、今回の雪はベアテンベルグのテイクオフにもしっかりと積雪があったので、これを初雪と呼ぶことにしましょうか・・・(笑)

今朝は、外に出ると完全に冬の匂いを感じました。

春、夏、秋の季節の変わり目は「じわじわ」と変わっていく感じなのですが、冬への変わり目だけはなんだかハッキリと匂い、空気の違いを感じますね。気温が大きく下がり、キリッと引き締まる感じ・・・と、他の季節に比べてわかりやすいと言えばわかりやすいですよね。多分、皆さんも同じでしょう。。。

その匂いとともに、自分の場合、スイスに始めて来たのが冬だったと言うこともあるのか、当時のことを思い出したりするとまではいかないまでも、なんとも言えない独特の不思議な気持ちになったりするのです。


などと、すっかり冬・・・状態なことを書いていますが、明日遅くからは数日強烈なフェーンの予報で、入り込んで来る場所では最高気温は25℃を越えそうです。100Km/h以上の風になる可能性もありそうで、そこまで吹かなくてももちろん仕事は2日間くらいは休みになるでしょう(当たり前ですね。笑)・・・明日は多分まだ大丈夫だと思います。

何枚も着込んで冬用ジャケット着て・・・という状態から次の日はTシャツ・・・忙しいですね。(笑)


今朝、一本目で山に上がった時に撮りました。


まだ紅葉が始まったばかりの木と雪景色・・・
空中からの景色は、山の上は真っ白、そして紅葉の始まった木々、街の牧草地は緑・・・と、あまり見ることの出来ないコントラストで非常に綺麗です。

その、重要(?)なフライト中の写真が無いのが残念なところです。(今日は全てのフライトでお客さんは写真を購入してしまったので・・・)











9月放送分ファイルです・・・

スイスに戻ってきております。。。

まだ友達連中は現地に残っているので、帰りも一人でドライブだったのですが・・・
ちょっと限界にチャレンジ(なんて考えてはいませんでした・・・結果的に。。。)と、途中の給油、トイレの数分だけ車から降りただけで休憩無しでスペインからインターラーケンまで走りきってしまいました。スペインとフランス国境付近で何かの事件があったようで警察による検問の渋滞があったりでしたが、8時間半くらいだったかな・・・


フランスとスペインの国境です。



その検問・・・

銃を構えた警官が並び・・・と、重々しい雰囲気でした。何があったのかはわからずじまいでしたが、その為かフランスのどこかの料金所でも警察による検問が・・・車を一台一台止める訳ではなく、軽くチェックしている程度な感じだったのですが、自分は「絶対に止められる。」予感が。。。

その予感どおり、しっかり流れている車の流れを自分はしっかり止めました。(笑)

どこにどれだけ滞在していたのか、職業・・・等々、聞かれ、そう言った質問はわかるのですが、最後に「今いくら持ってる?」と・・・今までに聞かれたこと無い質問だったから「何でそんなこと聞くんだ??」って感じでしたね。

スペインでの例の検問は現金を奪った強盗か何かだったんでしょうか・・・

適当に「50ユーロ」と答えてみたらそれで何の問題も無く終わりましたが、よく考えてみたら50ユーロしか持っていなかったらあそこからスイスまで戻って来れないです。高速代だけでちょっと足りないですからね。(笑)

まぁ、とりあえず止めて・・・みたいな感じですよね、あれは。
聞いているようでも肝心なこと以外は完全に聞き流しているでしょう・・・職業を聞かれて、パラグライダーのパイロット(タンデムとまで言っていない。)としか言っていないのに、「ああ、そうか・・・」ですからね。(笑)
いや、パイロットとも言ってないな。フランス語では話できないから英語で話をしていて、パラグライダーという単語を彼は理解していなかったから、フランス語での「パラパント」と言っただけでした。それの何か、とは聞いてきませんでした。「パラグライダー」・・・何の職業なんでしょうか??(笑)


それはさておいて・・・

もう一つの今回の目標、スピードのレーダーに引っかからない・・・

結構注意していたのですが、残念ながら2回ほど光りました。(笑)あれだけの長距離をずっと注意して走っていて、ホントにちょっと気を抜いたそのタイミングで「ピカッ!」とくるんですよね、あれは。。。一回はスイスで光ってしまったから、それは払わないといけないな。(笑)フランスの分は、どうしようかな?前回のように「フランス語は理解できないから英語かドイツ語で送り直してくれ・・・云々」の手紙を警察に送ればそのまま音沙汰無しになるのかな?
何もしないでバックレているといつの間にかスイスの警察が家に来て・・・と言うのは聞いたことがあるからちょっと注意しないと・・・




最後に・・・

「みっき~’sラウンジ」9月放送分のファイルです。

「みっき~’sラウンジ」(9月3日放送分) ←ここからダウンロードして下さい。

「みっき~’sラウンジ」(9月10日放送分) ←ここからダウンロードして下さい。

「みっき~’sラウンジ」(9月17日放送分) ←ここからダウンロードして下さい。

「みっき~’sラウンジ」(9月24日放送分) ←ここからダウンロードして下さい。

「みっき~’sラウンジ」(10月1日放送分) ←ここからダウンロードして下さい。









裸体主義・・・

なんとか更新が出来ました。。。

1日、2日とフランスのLeucataの近辺に居て、3日からスペインのCosta Bravaに来ています。

肝心の風の方はまぁまぁ恵まれて、2日ほどは大きいサイズのカイトでないと楽しめない弱めの風の日がありましたが(自分はもちろんまだワンサイズだけしか持ってません。)、ここスペインでは会社(Mountain Surf)の試乗用カイトを持ち込んで来ている同僚、友達連中と合流しているので道具に関してはほとんど問題なくラッキーでした。

今回はかなりいい練習になりました。。。いままでモヤモヤだった物が一気にスッキリし、一気に成長したような感じです。ホントに小さなきっかけだったのですが、そこから大きく変わるものです。(なんでも同じですね・・・)

周りはとんでもなく上手い連中ばかりなのですが、基本的には自分でなんとか・・・と、練習しているので時間がかかります。

かなり満足しているのですが、もうすでに次の課題が・・・(笑)





さて、

最初はフランスのLeucataの近辺で他の2人と合流し、彼らが泊まっていたキャンプ場へ行ったのですが・・・

そのキャンプ場・・・

日本には絶対に無い、「ネイチャリスト」用(ここはネイチャリストだけでなく普通の人も泊まれましたが、専用というところもヨーロッパには結構あります。)キャンプ場でした。

いわゆる・・・ヌーディスト・キャンプ場ということです。(笑)

そんなに混んでいなかったのでラッキーでしたが(笑)、そんなに暑くもなく、朝晩は寒いと言ってもいいくらいだったのに、みんな全裸で歩き回っていて(もちろん自分達は着込んでいましたよ。笑)異様な感じでした。

ヌーディスト・ビーチなんかと聞くと、なんだか嬉しく(?)なったりするものですが、時期も時期だったのか、場所と言うのもあるのか・・・はっきり言って目のやり場に困ると言うか(ハッキリ言って見たくない!笑)そんな感じの人達が多かったです。期待してはいけないものですね。。。(笑)

そういう感じで、彼らは真面目に(?)普通にそういう生活をしているのですが、一方でそれを不快に思う人もいたりするのはあり得ることなので、完全な専用キャンプ場(ホテル、レストラン・・・等々)が、ヨーロッパには結構あるのです。ちゃんとガイドブックもあります。ちなみにスイスには1、2ヶ所しかありませんが。。。

フランス、ドイツがそれに関しては先進国らしいので、やっぱりその2つの国にはかなりあるようです。

ドイツ語では「Freikörperkultur(」直訳すれば裸体文化(主義)とでも言うのかな?)と言い、FKKと言えばすぐに普通の人でもわかります。


起源は急速に進んだ近代化に反発するような形だったらしいですが、彼らはそういう生活(自然に帰る?)をしているわりには高級な車、キャンプングカーなんかでキャンプ場に来ていました。(それはまた意味が違うのかな?自分にはいまいち理解できないのですが・・・)

日本でも家では素っ裸って言う人がたまにいますよね。それと同じような位の感覚なのかな?






それでは、今日はこの辺で。。。










プロフィール

Fumio Miki

スイス(ヨーロッパ)にて、日本人初のパラグライダー プロタンデムパイロットとなる。レース競技のほうもスイス国内リーグで飛び続ける。 スキー教師としても活動。スイス在住22年目。。。

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