続 Fumio Miki - スイス・インターラーケンより・・・

スイス・インターラーケンより・・・ 旧ブログの過去ログはこちらからご覧下さい。 http://sky.ap.teacup.com/miki_swiss/

2012/06

試着して飛んでみる・・・

やっぱり週末は忙しいです。。。(笑)

体のコンディションというのも面白いもので、一日中飛び続けていてもほとんど疲れを感じないこともあれば、今日のように、最後の一本を飛んだら「もうこれ以上は無理・・・!!」(笑)となることも・・・

実際は、体がどうのこうのというよりも、フライトコンディションによる所が大きいですね、確実に・・・フライト中の空中のコンディション(飛んでしまえば)はどんなコンディションでもそんなに気にはならないですが、テイクオフとランディングですね、非常に気を使うのは。
今シーズンは特にランディングの風が厄介なことが多く大変です。。。街のランディングは基本的にそんなに理想的とは言いがたいのですが(場所的には理想的ですが、風を考えると・・・ということです。)、ちょっとでも北西寄りからの風になって入って来るととんでもなく複雑な風の流れになります。(思いもしない所でいきなり上から叩かれたり、旗等を見て、確実に風上に向かっているはずなのになぜかフォローでランディング・・・等々、いろいろなパターンがあります。笑)そんなパターンが今年は多いのです。ここ数年でかなり観察し続けたのである程度は予測がつくようになりましたが、それでもまだ訳のわからないことはあります。(笑)

ソロで飛んでいるんだったら全く気にならないですけど・・・お客さんがいますからね。
ハードランディングは絶対に避けたいところなのです。

実際、あの公園のどこへでもランディングするというのであればいいのですが、やっぱり道路になるべく近い所へ・・・というのも問題ですね。。。

なるべく道路に近い所へ、でも荒れているのは見え見え・・・どこまで行って大丈夫なのか・・・?? 実験の毎日です。(笑)





さて、サッカー欧州選手権(ユーロ2012)の準々決勝の試合が今日で全て終わり、ベスト4が出そろいました。。。

ポルトガル、スペイン、ドイツ、イタリア・・・あれっ??よく見てみると、面白いことにPIGSの4カ国のうちの3カ国が残ってますね。もしドイツがギリシャに負けていたら、ホントに4カ国勢揃いになるところでした。。。

国の財政状況が悪い方がサッカーは強くなるのかな・・・??いや、そんなことはないですね、多分・・・偶然偶然。。。(笑)








ベースジャンプやってる同僚がウィングスーツを新調したので、ちょっと試着させてもらいました。

滑空比が1:3近くもあるらしいです。
確かに何となくそれくらいいけそうな気がしましたね。。。そのうちパラシュートを使わないで、このままランディング出来てしまうようなものができるかも???(笑)

そう言えば、1ヶ月くらい前に、例のラウターブルンネンでベースジャンプの事故がありました。
ウィングスーツでジャンプしてパラシュートが開けずそのまま地面へ・・・でした。

何で開けなかったかは未だにわかっていないですが、自分が試着させてもらってパラシュートを開くときの注意なんかを聞いていたら、ありえる事故だな・・・と思いました。しっかり羽(翼部分)の後ろに手を出さないとパラシュートのグリップに手が届かないので、普通のドラッグスーツよりもかなり注意が必要なのです。もしジャンプした後に手が引っかかったりしたら、いくら慣れたジャンパーでもパニックになる可能性はあるなと思いました。。。それが原因かはわからないですが、可能性の一つとして考えられるということでした。


いきなり数百メートルは自分は無理なので・・・

まずは50cmの高さからジャンプです。。。(笑)






アドレナリン出まくりでした・・・????(笑)









「ワクドキ」??そんな日本語知らなかったけど・・・

ここしばらくは、毎晩のようにサッカー欧州選手権(ユーロ2012)をかじりつくように観ています。

今日で予選が終わりベスト8が出そろいました。思っていた以上に面白い試合が多かったですね。ここしばらくはサッカーの情報にはすっかり疎くなっていましたが、今回で再び復活(?笑)です。
一つわかったことは、日本が最近は結構強くなっているような感じではありますが、本気を出したヨーロッパのトップチームにはまだまだ及ばないのかなぁ・・・ということです。(笑)何て言ったらいいのかわからないのですが・・・雰囲気なのかなぁ・・・ユーロの予選を観ていると、とてもじゃないけれど日本は勝てないと思ってしまうくらいレベルが違うように見えてしまうのですが、実際にもし日本が試合をしたとしたら、何となく試合っぽくなってしまったりするんですよね。
試合の面白さが違うのかな?
日本がいくら強くなってきた、ヨーロッパでプレーする選手が増えてきたとはいっても、個々のレベルはまだまだのような気がします。活躍している選手も数人いますが、日本の選手はまだ自分から試合を動かしたり・・・ということは出来ないですよね。プレーの流れの中では何かしらいい働きるし点も取れるのですが、一人で状況を打開出来るような強さはまだ足りないような気がします。一対一になったらまずパス以外では抜けて行けない・・・と思ってしまいますもんね。

「よくわかってもいないくせに勝手なこと言うな!」と起こられそうなので(笑)これくらいにしておいて・・・



ということで、今日の本題です。。。

ユーロ2012をテレビで観ていて気になる、というか、面白いコマーシャルを目にするようになりました。

トヨタのコマーシャルです。(スイスに住んでいる人は知っているでしょうね。。。)

「WAKUDOKI !!」とか言っているのですが、これが日本語らしいのです。(日本人も出ているのでそうなんでしょう。笑)「ワクドキ」なんて言葉・・・自分は初めて聞きました。(笑)

言いたい意味はわかるのですが、また余計な変な日本語を作りやがって・・・なんて思っていたら・・・

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ワクドキとは、期待と不安が入り混じったさまを表す言葉。
【年代】 1992年  【種類】 若者言葉・合成語
ワクドキの解説

ワクドキとは期待や喜びで心がはずみ、落ち着かないさまを表す「ドキドキ」と不安や緊張で動悸のするさまを表す「ドキドキ」の合成語で、期待と不安・興奮と緊張が入り混じり、落ち着かないさまを表す。1990年代始めに女学生から広まった言葉で、2008年現在も使われている。また、三重テレビでは「ワクドキ!元気」やその後継番組「とってもワクドキ!」といった番組名に使用している。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ありました。。。(笑)

知ってました?????


トヨタも日本で「ワクドキ体験試乗会」みたいなものをやっているらしく、この「ワクドキ」というのはトヨタの今年(?)のキー(テーマ)ワードになっているのかな?

日本人がスイスをイメージすると最初に出てくるであろうマッターホルン(残念ながら。笑)とともにトヨタの車がツェルマットの村に出てきます。思いっきり合成ですけど・・・(笑)村はツェルマットではないですね・・・多分・・・




こんな感じです。。。

これからはスイスに来たら山に向かって「ワクドキ!!」ですよ。(笑)




補足です・・・

フィルムのメイキングを見たら、マッターホルンは合成じゃないみたいですね。。。完全に合成に見えてしまったけど・・・







ネズミのように??

今日も一日暑かったです。。。

「Greenfield」期間中には絶対に激しい夕立(雷雨)(サンダーストーム、Gewitter)が来ると言う誰もが知っている(?)ジンクスはとうとう今回で途切れました。結局、期間中は一滴の雨も降りませんでした。

一応まだハイシーズン前なのですが、今シーズンは朝から飛び続け・・・という忙しい日が例年よりかなり多くあったので、結構体も慣れてしまったかな?なんて思っていたのですが、やっぱり暑さが加わると大変だということを改めて知りました。特に昨日は「とにかく水くれ!」状態でした。。。(笑)


今シーズンは、仕事の合間に休憩・・・という時間がすっかり減ってしまいました。天気が良ければ(そんなに良くなくてもなんですけど。)とにかく朝から晩まで埋まってしまいます。まぁいいことなんですけどね。。。

自分の理想としては、午前中に3本、昼食後に2本飛んで1回休憩、その後2本・・・というパターンかな。(これでも結構飛び過ぎかも・・・??笑)毎日この通りにいくんだったら、1ヶ月に15日くらい仕事すれば十分なんなんですけど・・・世の中そんなに甘くはないです。(笑)





ここ数日、ハーダークルムのリッジでソアリングしている時に(特に、そこにしか上昇帯がなく20機近くで込み合っている時に)ネズミのようにチョロチョロと明らかにスピードの違うグライダーが数機飛んでいました。

その犯人(?笑)は

これでした。

このメーカーも、この手のカテゴリーのグライダー(なんて呼んだらいいんですかね?ミニウィングでいいのかな?)をリリースするのかな?

軽量グライダーと同じマテリアルを使っているからホントに軽く、かなりコンパクトになりますね。(スピードフライングと同じくらいになると思うので、普通の軽量グライダーよりも結構小さくまとまるんじゃないかな?)これだったらどこにでも簡単に持って行けるし、ある程度の性能もあるので楽しめそうだし、結構強めの風でも飛べそうだし・・・ちょっと欲しくなってしまいました。。。(笑)


あ、でももう次のタンデムグライダーを注文してしまったから2機も買う余裕はないな・・・残念ながら。。。

そうなんです、もう今のグライダー「Takoo 2」とは秋頃までの付き合いとなってしまうのです。相変わらずあっという間です。

ちなみに、次は再びA社のグライダーに戻ります。「β5」です。






ベルン州を出るたびに送られて来るもの・・・

↓のように、しばらく続いていたグズグズの天気も・・・



昨日辺りから、ようやくこんな感じです。。。

今日は南西の風(弱いフェーンの影響もあり)で気温も上がり、夏が少しずつ近づいてきているのを感じます。


今週末は、インターラーケンの軍の飛行場(今はもうアクティブではない。)でいろいろ行われるイベントの中では一番大きく、人の集まる「Green Field」という、オープンエアーロックコンサートが日曜日まで続きます。これを書いている夜12時現在も、飛行場からの低音がガンガン家まで聞こえてきています。

そういえば、昔はパラで会場に飛んで行って、空から無料で入場という荒技(笑)をやったこともあったりしましたが、ここ数年は空からの侵入者にもチェックの目は厳しくなってしまっています。。。ちゃんと入場料は払わないといけなくなってしまってからは(というか、そこまで興味がないとも言うのですが・・・笑)見に行ってないですね。

このイベント中は、必ず夕方サンダーストーム(Gewitter)が来るのがお約束なので、明日、明後日はちょっと注意しないと・・・(笑)



さて、タイトルの件・・・

時々ちょっと車で遠出すると、結構な確率で数週間後には自分の住んでいる州とは全く関係のない州の警察からお手紙が届きます。。。

ここ数年はかなり注意しているはずなのですが・・・ちょっと油断するとやられます。。。スピード違反の切符です。

注意しているのでどでかいのはないですが、非常に渋い感じでコツコツ払ってます。
今日も3~4週間位前に行ったバーゼルの警察から届いてました・・・すっかり忘れていましたが、そう言えば確かに何かが光ったのを思いだしました。いやいや、もうちょっと気をつけないと・・・

こっちは罰金払うだけで点数を引かれるということがないので(点数というものはない。)助かっていますが・・・



あ、そう言えば・・・

去年の秋頃にフランスでスピード違反して、手紙と罰金の振込用紙が送られてきたのですが、「フランス語でしか書いてないから自分にはサッパリ理解できない!英語かドイツ語で訳したものをもう一回送りなおしてきたら罰金は払う・・・」というような手紙とともに全てフランスの警察に送り返したことがありました。(このブログにも書きましたね、確か。)

あれからすっかり音沙汰無しです。。。(笑)

これだけ時間が経っても・・・というこは、もう大丈夫かな・・・??
いや、払わないと言っている訳ではないんですよ。フランス語が全くわからないから、わかるように教えてくれと言っている訳で・・・(笑)




しばらく更新していなかったので、今日はもうちょっと・・・

最近、よくFacebookとかでいろんな人の写真を見ていると、古い感じに加工してある写真をよく見るような気がします。流行っているのかな?

ということで、自分も・・・



どうでしょう??



それでは、今日はこの辺で。。。









300日/365日の実力!?

最近、ちょっと油断するとすぐに更新が滞ってしまいます。。。

天気、風ともにそんなにすぐれないながらも、なんだかんだで毎日飛べてしまい(笑)、しかも気づけば朝から晩まで・・・と、まだハイシーズンに入った訳ではないけれどすっかり忙しくしています。。。

もう完全に一日ダメだろうと思われた日でも、結局一日中飛べてしまうのです。ホントにここインターラーケンは奇跡の場所ですね。(笑)昨日は一日雨予報で、何処もかしこも雨でしたが、ここは一日飛べました。そして、今日はフェーンで、気圧差10hPaというどうにもならない状態でしたが、夕方5時まで飛べてしまいました。周りでは60Km/h以上の風がガッツリ吹いているのに、インターラーケンの空域は何ともない状態・・・最後は、もういい加減やめておこう!(笑)で自主的にストップしておきました。。。(もちろん、全てのパイロットが飛べるコンディションという訳ではないですが・・・)

一年365日で300日は飛べてしまう(一日に1本だけなんとかというのも加えています。笑)という場所は、スイスではもちろんインターラーケンだけだし、ヨーロッパアルプス全体を見てもこんな場所は他には絶対にないでしょう。


友達です。。。何でもかんでもよく舐め回します。(笑)


そういえば・・・

前回書いた「Bordairline」完全に放置してしまっていましたね。(笑)

クリーゲルが勝ちました。
当日の天候、風はどの方角へ行くのが一番いいのかが判断しずらく、自分の仲間内では南西方向へ飛んでいって、次の日の予報であった強めの南西風で戻ってくるのでは??なんて話していたのですが、結局ほぼ全員が東方面へ・・・判断が難しく、みんな他の選手についていくような感じだったのかな?もっといろんな方角に散ると思っていたのに。。。まぁ、強い選手に着いていって、その選手がターンしたちょっと先まで頑張って行ってしまえば、戻って来れたら勝てますからね。

だからなのかもしれないですが(他の選手がターンした場所がチェック出来てしまう。)ライブトラッキングは無かったようです。(実際の理由はわからないですが・・・完全に自分の想像です。)

一応、ここにリザルトを張っておきます・・・リザルト

そして、ここからは選手のトラッキングを見ることができます・・・トラッキング



数日前のランディングです・・・




久しぶりに虹の端から端までを見ました。しかも二重で・・・

この前には空中で結構な雨にいきなり降られて大変でした。。。(笑)









Bordairline 只今レース中!!

今週末(今日、明日)は、地元パラグライダークラブDCI(Delta Club Interlaken)のお祭りです。スイスでは最大のクラブで、会員数は500人以上!!(インターラーケンの人口が12000人程度ということを考えればすごいですよね、この数は・・・)というパラグライダー(ハンググライダー)のクラブとしては信じられないくらいの規模ですから、Lehn(湖畔のランディング)には特別に駐車場を設けなければならないほどのパイロットたちで埋め尽くされます。

クラブ内コンペや、テスティバル(大試乗会)・・・等々、イベント目白押しです。。。

そんな中、そのお祭りに合わせて行われているのが「Bordairlin」(ボードエアーライン、ボーダーラインにかけているからそう言ってもいいのかな?)です。X-Alps後、2005年に始まった新しいタイプのアドベンチャーレースです。(ミニ X-Alpsのような感じですが、ちょっとルールが違います。)

今回も、もちろん彼、クリーゲル・マウラーは出ていますし、その他50人ほどの選手が出場しています。(これはクラブコンペでないですから、ヨーロッパ中から参加者は集まっています。)


ルールは・・・ちょっとややこしので(笑)、一言で言うと・・・「33時間以内にどこまで遠くへ行って帰ってくるか。」です。もちろん移動はパラグライダーでのフライトか足のみですよ。。。

ターンポイントというものは設定されていません。選手それぞれが、天候等を見てそれぞれ好きな方角へスタートしていきます。最初の12時間で可能な限り遠くまで行き、そこから戻ってきます。

総移動距離の20%以上はフライトでの移動とならなければいけない。(20%以下の場合はフライト距離×5だけが選手のトータル移動距離となってしまう。)

時間内にゴールすればボーナスポイント、また遠くまで行き過ぎたり、戻って来れない場合は、ゴール時間の時点でいた場所とゴールとの距離がマイナスされる。←これは結構大きなマイナスポイント)


大体こんな感じです。。。

もっと詳しく知りたい方は・・・(ここをご覧下さい、レースのHPです。


気象条件によって進んでいく方角が大きく変わるし、次の日のコンディションもある程度読んでおかないと戻って来れないばかりか、ゴールに遠く及ばず大きなマイナスポイントとなってしまう可能性もあるし、そればかりを考えすぎると距離が伸びないし・・・と、考えることは多そうです。(笑)
ターンポイントが無いだけに、好きな所へ行けるので簡単そうですが、勝とうと思ったら結構難しいですね。


これくらいのレースだったら、なんとか日本でも出来るかな??






プロフィール

Fumio Miki

スイス(ヨーロッパ)にて、日本人初のパラグライダー プロタンデムパイロットとなる。レース競技のほうもスイス国内リーグで飛び続ける。 スキー教師としても活動。スイス在住22年目。。。

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