続 Fumio Miki - スイス・インターラーケンより・・・

スイス・インターラーケンより・・・ 旧ブログの過去ログはこちらからご覧下さい。 http://sky.ap.teacup.com/miki_swiss/

2011/09

ゆとり教育・・・? ゆとり労働・・・?

今、スイスの学校は「秋休み」中です。

夏休みがつい最近終わったばかりだというのに、もう秋休みです。(笑)例によって、州によって期間は違いますが、2~3週間休みがあります。ホントに休みが多いですね・・・春休み、夏休み、秋休み、冬休み、スポーツウィーク・・・親は大変ですね。(笑)


その親は、普通に会社勤めしていれば年間に4~6週間の休暇を取れますので(これは、ほぼ100%の人が取りますね。日本のようにあってないようなもの・・・とは絶対にならないです。)、それをうまく2週間づつ散らしてとったり・・・と、いろいろと子供にあわせたり、独身者なら一気に数週間どこかへ・・・と、いった感じですね、普通は。。。



そして、自分たちのような業界はどうかと言うと・・・

結構フリースタイルです。。。(笑)稼ぎ時の5~8月はさすがにそんなに休みませんが、それでも2~3週間は何気に休んだりする連中もいますね。(そういえば、自分も今年は7月にX-Alpsの取材等で2週間くらい休みましたし・・・しかも出発の前日に。笑)

冬に別の仕事を持っている連中は(よく考えてみるとそんなにいないんですけど・・・笑)別ですが、それ以外は・・・何やってるんですかね?春まで冬眠するのもいれば、南半球行って仕事するのもいたり、ここに残ってスキー、スピードフライング三昧だったり、実際よくはわからないんですよね。

ちなみに自分は一応、飛ぶ仕事しながらスキースクールでスキーを教えて・・・と、仕事をしているフリをしています。。。
でも、今年は12月の初旬から年末年始をまたいで中旬くらいまでというちょっと長めの休みを取ってしまおうと考えています。というか、決定しています。(笑)去年に引き続き少々掟破りですが、何の問題もありません。。。




前置きが長くなりましたが・・・

ということで(?)今、うちの会社、パイロットがいません。毎日4人だけです。。。

みんなどこかに行ってしまいました。(笑)


ということで、自分も来週の平日5日間はそのどこかへ行ってしまった連中に合流しにスペインへ行くことにしました。カイト・サーフィンやってきます。。。夏前のイタリア、コモ湖以来全くやっていないので、また特訓しなければいけません。



すっかりお客さんと飛んだ時の写真をコピーすることをやめてしまった為、なかなか自分の手元に残りません。。。

が、なんとか残ったものの中から載せておきます。

昔は1シーズンでタップリ残ったんですけどね。









「ワンダー×ワンダー」はどうだったのかな?

そういえば、今日は「ワンダー×ワンダー」の放送日でしたね。

ついこの間まで、JSTVでもやっていたのを観たことがあるので、自分も観れるものだと思っていたのですが・・・やってませんでした。ちょっと放送する番組が変わってしまったようです。残念。。。

どんな感じで放送されていたのか気になりますね。

「X-Alps」の凄さは伝わったかな??

 








最後だけ関係ない写真を・・・
ここ最近は非常に強い高気圧(オメガ高気圧に近いかな。)が居座り、毎日秋晴れのいい天気・・・
ただし、強い逆転層も一緒です。。。

標高2000m位以上からテイクオフすれば、場所によってはかなりいい感じで飛べるのですが、仕事場は基本的には安定したコンディションが続いています。

 






コラボ&インドスタイル

またベースジャンプネタでございます。。。

この前、チルアウトのベニー君(スピードフライング)がベースジャンパー(ウィングスーツでのジャンプ)と、絡んで飛んでビデオを撮っていたものがあったので載せてみます。

グイライダーで飛んでいる横を人がムササビみたいに飛んでいるのを見たら不思議な感じがするんでしょうね。

B.A.S.E XRW Speedflying and Wingsuitflying from Patrick Pearson on Vimeo.



スピードフライングもかなりのスピード(トリムフルオープン)で飛んでいますが、ウィングスーツに必死でついていこうと、Aライザーをさらに一生懸命に引いて飛んでいますね。
ある程度ついていっているだけで大したスピードですけど・・・(笑)


そして、もう一本ビデオを・・・

インドでのタンデムフライトの様子です。

これはかなり特別なような気がしなくもないのですが・・・

これを見ると、余程のことが無い限りパラグライダーは飛ぶんだなぁ・・・と。。。(笑)
でも、最後に言っているように、結構怪我人、それ以上・・・がいるようです。当たり前ですね。

こんな感じの国だから(?)、この国の人は誰もが家族そろって飛びたがります。もうご存じとは思いますが、春先(4月後半~6月くらいまで)は、ここインターラーケンもインド人が大量に飛びに来ますよ。














今シーズンは何回書いたかな・・・??

今年は、6月くらいから何回か突然冷え込みが厳しくなり、山の上の方では雪が降った・・・なんてことを書いてきたと思います。

まぁ、これは基本的に例年のことなのですが、今年はちょっと多かったように感じます。というか、多かったです!


そして・・・

一昨日、昨日の強い寒冷前線の通過でついにドカッときました。。。

この辺りは1500m前後くらいまで(もうちょっと低かったかな?)で、いつものよう(?笑)な感じでしたが、豪雪地帯の東スイスの方では完全に冬といった感じだったようです。村のなかでも結構な積雪があったようでした。

ある新聞のWeb版に写真が数点あったので借りて載せておきます。


これはダボス。


シルヴァプラナ。サンモリッツのすぐ隣の村です。


そして、これはサンモリッツ。

写真はすべで http://www.blick.ch/ からでした。
(ちなみに、この「BLICK」日本だったら東スポみたいな新聞・・・かな?笑)


これだけ降った後の今日は非常にいい天気で昼間は結構気温も上がりました。

冷え込んでいた所から強い日差しで一気に気温が上がり、今日は雲底は低いながら所々かなり荒れたサーマルがあったり、ちょっとトリッキーな風が吹いていたり・・・といったコンディションで、久しぶりに楽しく飛べました。


積雪がかなりあった山の上では、今日からしばらくは天気のいい日が続くので、雪が緩んで雪崩が起きるだろうから注意が必要です。が、この辺りはそこまでは降っていないので、ただ融けていくだけでしょう・・・もうすでに今日の時点で結構元の山の色に戻っていたように思います。







ムササビ達の集い・・・

自分はいまだに正式な名称がわからなかったりするのですが(多分、「ベース・レース」)、とにかくウィングスーツでのレースが昨年に引き続きラウターブルンネンで昨日、今日と行われていました。

もうちょっと説明すると・・・

ウィングスーツでのベースジャンプを2人同時で行い、設定されたゴールラインを早く通過した方が勝ちというものです。(あまり説明になっていないかな?笑)スピードをつける為の落下のし過ぎを避けるため、ゴール後パラジュートを開いたら、最低でも25秒は空中を飛んで来なければ即失格というルールもついています。

確か、昨年は初の試みということだったと思うのですが、しっかり2回目も行われました。。。


ベースジャンプのメッカの一つとしてその筋の連中には(笑)あまりにも有名なラウターブルンネンの谷(アイガーのマッシュルームも有名。)、毎年のごとく死亡事故が数件起こる為、地元ではベースジャンプを禁止しろとの話も出たりしていたのですが、村長は「禁止にした所で連中は飛ぶのをやめないだろう・・・」と、非常に物わかりのいい(?笑)村なのです。

以前からラウターブルンネンの谷を走っていると、ちょくちょく突然崖から人が落ちてくるのを目にしたのですが、(多分、自分が何カ所かあるテイクオフ(って言うのかな?)の場所を知っているからかもしれませんが・・・)最近は、さらに飛びに来る連中が増えたように感じます。(ここ2、3年で、スカイダイビングをやっている友達連中が何人もベースジャンプを始め、足しげく飛びに行っているのを聞いているからかな?)


昨年もこれについての記事を書き、ウィング・スーツは崖から離れやすいから普通よりも事故の確率は低いのでは??なんて何も知らずに書きましたが(パラシュートの開く方向による問題について)、友達に聞くと、ウィング・スーツはそれはそれで何かしらある・・・と言っていました。(後は崖をスレスレに飛んでいて操作を失敗して事故ったりという話をよく聞きますね。最近流行りのGo Proでいい映像撮ってやろうというのが過剰になり過ぎるのかな?)
いろいろと説明してもらい、「なるほど」と思うのですが、如何せん自分でやることがないのでいまいちその違い、難しさがわからなかったりします。それでも、「それじゃ、是非一回チャレンジ・・・」ということには自分でもさすがにこれだけは絶対にならないですけどね。(笑)

映像を探したのですが、今年の分はまだありませんでした。

ということで、去年の模様をもう一回ここに載せておきます。



一応、このレースは世界選手権(ワールド・カップだったかな?)ということなので、来年も開催されます。

是非一度、生で見てください。。。(笑)











(無題)

調子が悪いと言い続けてきた自分のPC・・・
今朝、「みっき~'sラウンジ」の収録の為に立ち上げようとしても電源入って数秒後にプツッ・・・と切れてしまいどうしようもなくなりました。(収録はSkypeで行っています。)

それでも、予備の(外に持ち歩く用の小さいノートブック)PCでなんとかなったし、いざとなればi-podでもできてしまうので、焦ることはなかったですけど・・・

その、どうしようもなくなったPCなのですが、一日そっとしておいたら何故かまた復活・・・今は普通にこのブログも更新できているといった具合です。訳がわかりません。。。(笑)が、ちょっとやさしく使ってやらなければいけないなぁと思っているところです。いろんなことを同時進行したらダメなようなので・・・自分の隣でうなるPCにびくびくしながら書いてます。(もしここでPCが落ちたら今日の更新はナシです。笑)




ここ最近、日本でもようやくFacebookが普及してきましたね。

スイスでは(というか、どこの国でも?)去年かもうちょっと前にはすでに人口の30%近くもの人がFecebookに登録しているというニュースをやっていました。スイスの人口が800万人くらいで30%ということは240万人、日本では2011年の1月時点でようやく200万人超えと言っていたと思うので、現在は急激に増えたとして400~500万人くらいだと思うのですが(もっと多いかな?)、人口1億以上でこの数字ですから普及率という事ではかなり低いですよね。

もう一つの似たような(違うかな?)Twitter・・・こっちでは全くといっていいほど話題にもあがりません。あれってアメリカと日本だけなんじゃないかな?と、思う程です。ここにいると。(実際はどうだかわかりませんが・・・)

そのTwitter、自分は使い方がほとんどわからないのですが(笑)「みっき~'sラウンジ」でも放送中や、収録中などにいろいろな情報や、意見等々をつぶやいてもらうと面白いのでは?ということで、ちょっとやり方を研究しなければいけなくなりました。(笑)


どっちが良いとか悪いとかは、それぞれ趣旨が違うと思うので一概には言えませんが、これからは日本でも完全にFacebookがTwitterやもしくはMixiに取って代わってくるでしょう。


Mixiなんかはかなり昔からSNSを立ち上げ成功したスゴイ会社ですが、如何せん日本だけというのが残念でしたね。何かどこかに書いてあった事なのですが、日本(人)は本当に言語的なことでかなり損をしている所があるように思います。(損というのが合っているかはわかりません。笑)もし、日本が英語を使う(話す)国であったなら、例えば上に書いたMixiが今のFacebookのような立場になっていたかもしれないし、もっと勝手に言わせてもらえば、トロンがウィンドウズ、一太郎がワードのようになっていたかもしれないですもんね。(笑)

あと、ちょっと関係ないですが、Googleのできる10年近く前には、全く同じコンセプトをある日本人が考えて実現させようと頑張っていたそうです。彼はそのアイデアを持って日本中の企業を回り続けたのですが、誰にも相手にしてもらえなかったようで・・・そして、いまのGoogleですからね。
これは、言語というよりも日本の会社(特に大企業?)独特の非常に新しいユニークなものに拒否反応を示す状態ですね。(笑)日本でホントに斬新な事を始めるというのは、例えばアメリカで同じことをするのと比べたら数倍大変なんでしょう。(自分には想像しかできないですけど。笑)

それと、タッチパネル。
これも確か日本の会社が一番最初に開発したんですよね。どこの会社かは忘れましたけど。。。(ゼロックス?)まさかこんなことになるなんて考えもしなかったんでしょう、当時は。



さて・・・何を書きたいのか、書こうと思っていたのかがわからなくなってきました。多分、Facebookについてだと思うのだけれど・・・

う~ん・・・


・・・今日はここまで。。。(笑)


関係ないけど写真を貼ってお茶を濁しておきます。。。













カメラが欲しい・・・

また久しぶりになってしまいましたが、ラジオの番組放送分ファイルを・・・

「みっき~'sラウンジ」(8月29日放送分) ←ここから

「みっき~'sラウンジ」(9月5日放送分) ←ここから


皆さんに聴いて見て下さいと言ってはいるものの、実は本人は放送を聞き直すという事をほとんどしていないんですよね。(笑)いまだになんだか変な感じがするので・・・

今回は久しぶりにちょっと聴いてみましたが、さすがに一年近く続けているだけあって、最初の頃よりは多少まともになってはいるのかなぁ・・・と思いはするものの、まだまだですね。。。が、これは自分の感想であって、皆さんはどんな感じなんでしょうかね??





さて、

最近、すっかり秋めいてきたというか・・・すごしやすいいい天気が続いています。

空気が凄く澄んでいて、飛んでいて(飛んでいなくてもですけど・・・笑)見る景色はもう15年近く見続けているいつもの景色なのですが、あらためて感動するほどです。

特に、朝一番のフライトで見る景色、そして夕方の山の焼ける感じが最高ですね。


そんな景色を綺麗なそのまま写真に撮ってみたいところなのですが・・・如何せん自分のボロいコンパクトカメラではお話になりません。。。(笑)

ちゃんとしたカメラを買おう!と、思い続けて十数年・・・なのですが、そのちっこいカメラでさえ持って歩くのが邪魔に感じてしまう自分はなかなか買う踏ん切りがつきません。もちろん私の財布も買う事を簡単には許してくれませんが・・・(笑)

でも、そんなこと考えずに買ってしまえばいいのかな?? 悩みどこです。。。


ということで、

撮った写真をちょっといじって自己満足することにしました。(笑)
(もっとちゃんとした構図だったらよかったのですが、一番最近撮ったものはこれしかありませんでした。。。)




あれっ??全然大したことないぞ・・・(笑)

こんなもんですね。。。









X-Alpsドキュメント+スイス選手権

先日、スイスのテレビ SF(Schweizer Fernsehen)にて、X-Alpsに向けての半年前からのクリーゲル・マウラーのトレーニング等のドキュメント番組を放送していました。

ビデオのリンクを貼っておきますので、是非ご覧ください。
かなり興味深いドキュメントなのですが・・・完全にスイスドイツ語オンリーなので(ナレーションはドイツ語です。)、何を言っているのかは想像しながら楽しんで下さい。(笑)

彼のレースはスタートからゴールまで淡々としていたようなイメージがありますよね。しかし、彼でもかなりのトレーニングをしっかり積んでいるというのがわかります。

«X-Alps» - das härteste Gleitschirmrennen der Welt


そして、今日はもう一つ・・・スイス選手権についてです。(もう半月くらい前になってしまいました。。。遅くなってスミマセン・・・)


例の世界選手権での事故を受け、スイスも国内のレースは全てシリアルクラスのグライダーでしか参加できなくなりました。

そんなルールの改正があってすぐのスイス選手権でした。

シリアルクラスになってもオゾンが多かったですね。(笑)上位はM4が占めていました。

アドバンスチームは、クリーゲルからアンディ・アエビ、スティーブ・コックス、そしてカリまで出場・・・と、オールスターでオメガ8をアピール???

クリーゲルが出場していたので、X-Alpsの流れもあるのか、この様子もテレビで放映されました。(いや、確かスイス選手権は毎年スポーツニュースで放映しているはずです。)

ビデオのリンクです。↓
Gleitschirm: Schweizer Meisterschaften in Disentis

そして、一応リザルトも・・・

Int. Gleitschirm Schweizermeisterschaft
2
011-08-11 to 2011-08-14

overall

Total results

final
Task Date Distance
T1 Task 1 2011-08-11 12:30 87,2 km Race to Goal with 1 startgate(s)
T2 Task 2 2011-08-12 11:50 52,0 km Race to Goal with 1 startgate(s)
T3 Task 3 2011-08-13 11:30 51,2 km Race to Goal with 1 startgate(s)
T4 Task 4 2011-08-14 11:15 54,9 km Race to Goal with 1 startgate(s)

1 31257 Wyss Stefan M SUI OZONE Mantra M4
2 33555 Neuenschwander Peter M SUI OZONE Mantra M4
3 34705 Witschi Michael M SUI OZONE Mantra M4
4 35055 Maurer Christian M SUI ADVANCE Omega 8 27
5 37827 Strasser Regula F SUI OZONE Mantra M4
6 39043 Sigel Michael M SUI GIN Bommerang GTO
7 16137 Eisenhut Kari M SUI ADVANCE Omega 8
8 35230 Wicki Markus M SUI OZONE Mantra M4
9 33463 Trutmann Christoph M SUI OZONE Mantra M4
10 37287 Vigano Jonathan M SUI OZONE Mantra M4
11 43257 Tinguely Christian M SUI OZONE Mantra M4
12 16013 Ide Thomas M GER NOVA Factor 2
13 34597 Aebi Andy M SUI ADVANCE Omega 8
14 43932 Sterren Jan M SUI OZONE Mantra M4
15 37932 Koster Thomas M SUI ADVANCE Omega 8
16 25746 Debons Joel M SUI Niviuk Peak 2
17 28996 Tanner Martin M SUI ADVANCE Omega 8
18 37053 Guglielmetti Emanuelle F SUI Niviuk Peak 2
19 40534 Frei Dominik M SUI OZONE Mantra M4
20 42291 Dusek Dominik M SUI Air Design Pure

20位まで。(笑)

もっと見たい人はここから↓

スイス選手権リザルト



今日は久しぶりにパラグライダーっぽい記事になりました。(笑)

ホントなら自分も出場していてレポートといきたいところなのですが・・・

でも、このシリアルクラスのみしか参加できなくなったという新しいルールは、自分もまたコンペに出ようかな?という気に大いにさせてくれます。。。来年あたり久しぶりに・・・??








Unspunnen 2011

日曜日の朝ですが、なぜか家にいます・・・天気が悪いです。。。

家のすぐ横では、前回書いたシュビンゲンの大会(Unspunnen 2011)が朝8時から始まっています。例のスタンド・・・5000人どころの騒ぎではありませんでした。15000人収容のちょっとしたスタジアムです!!しかも数ヵ月前からチケットは全て売り切れ・・・だったそうです。

SF Schweizer Fernsehen

普通はシュビンゲンの大会は、山の上のアルプで行われたり、ここインターラーケンならウンシュプンネンの起源となった場所(ヴィルダースウィルにあります。)等、街中で行われるようなものではないのですが、今回は初めて街中に立派なスタジアムを建て行われるという珍しい大会となっているようです。

このウンシュプンネンとシュビンゲンの関係の説明はなかなか難しいのですが、12年に一度ここインターラーケン(ウィルダースウィル)で行われるウンシュプンネン、そしてシュビンゲンだけは6年に一度行われています。ですから今回は「小さいウンシュプンネン」とも呼ばれているのです。
(もちろんシュビンゲンだけの試合はあちこちで行われています。が、このウンシュプンネンはちょっと特別です。)


すぐ隣でやっているのですが、今、自分はテレビのライブで観ております。(笑)
さっき、今年のキングが敗れる波乱がありました。リーグ戦のような感じで行われるのでまだ彼も何試合かするので、全てが終わるのは夕方遅くでしょう。

その模様のビデオです。よかったらご覧下さい。(うまく映るかな?)
http://www.sport.sf.tv/Nachrichten/Archiv/2011/09/04/Mehr-Sport/Unspunnen-2011/Koenigsduell-an-Forrer-Arnold#video

勝者は敗者の背中についた木屑をはらってやるのが試合後のお約束(?何て言ったらいいのかわからない・・・笑)なのです。




ここが起源になっているこのお祭り・・・ずいぶん昔にこのブログにも載せたのですが、その時と同じスイスインフォのニュースから記事を借りて(笑)今回もここに載せておきます。

少し歴史のお勉強を・・・


「ウンシュプンネン祭が9月1日から3日間インターラーケンで開催される。スイス全国から色とりどりの民族衣装を着た人たちが、ダンスをしたりヨーデルを歌う。昔は牛飼いの娯楽だったというスイス式相撲や石投げ競技に、男たちが力試しをしに来る。

起源は1805年。昨年が200周年だったが、インターラーケンの駅も水浸しになるなどベルナーオーバラント一帯が洪水に見舞われ、祭は中止された。今年はその分も楽しもうとスイス人や観光客の期待が高まっている。」

「人口5000人の小さな観光地に押し寄せる見物人は10万人。内外から報道陣が500人は来ると主催者はいう。祭に直接参加するスイス人は4000人。「スイスには民族衣装が700種類もあり、スイスの文化は多様だ。12年に1度しか開催されない、スイスの伝統文化を体現するスイス人が一堂に会する祭です」と主催委員会の代表ウェーリ・ベットラーさんは宣伝する。

起源は村と都市の和解から

 スイスがナポレオンに実質的に支配された19世紀初頭、それまで都市と村は同等の権利を持っていたが、ナポレオンによる「 調停法 」により、ベルン地方では都市の貴族が再び権力を持ち始め、村と対立した。両者の和解をはかるためにベルンの貴族が企画したのが、ウンシュプンネン祭である。

 アルプスに伝わる伝統を新たに評価するのもその時の目的だった。特に、アルプホルンの奏者で第1回ウンシュプンネン祭に参加できたのは2人だけ ( クリストフ・ヴィースさん、郷土歴史研究家 ) で、アルプホルンは、祭によって救済されたともいえるという。


観光業の起源となった祭

 ヴィースさんは祭が200周年を迎えるにあたり、その歴史を本にまとめ出版した。「ウンシュプンネン祭は政治的な意図で始まったが、ベルナーオーバーラントの観光を広める大きな役割を担った」と語る。第1回が開催された1805年には、フランスの新聞にも広告を載せ、ベルンの貴族たちが積極的に外国人の知り合いを招待したのだという。

 こうして3000人もの人がインターラーケンを訪れた。第2回の1808年は、スイス建国500年を記念 し ( 要約を参照のこと ) さらに盛り上がり、訪れた観光客は5000人に上った。当時、ホテルは2軒しかなく、地元の人たちが観光客を受け入れたが、ジュネーブの銀行家ネッケルの娘など有名人の名前も残っている。

 およそ100年の空白の後、第3回は1905年に開催されたが、その時もインターラーケンの交通局が積極的に観光誘致の1つとして、ウンシュプンネン祭を利用したのだという。その効果があってか、現在のインターラーケンは多くの観光客が訪れる名所の1つとなっている。



次回のウンシュプンネンは2017年です。機会があったらそれに合わせて遊びに来るのもいいですよ!(ずいぶん先の話ですね・・・笑)









プロフィール

Fumio Miki

スイス(ヨーロッパ)にて、日本人初のパラグライダー プロタンデムパイロットとなる。レース競技のほうもスイス国内リーグで飛び続ける。 スキー教師としても活動。スイス在住22年目。。。

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