日本は暑くて大変みたいですね。。。なんだか年々暑くなっているような気がします。
スイスは、ついこの間まで夏の暑さがようやく来た・・・と思っていたのですが、最近はなんだか涼しい日(夜ははっきり言って寒い。)が続き、Tシャツなんかではとてもじゃないけれど飛べません。。。
仕事するにはちょうど良くていいんですけどね。。。(笑)
さて、昨日の仕事での事です。
一日の最後のフライト(昨日は8本目でした。)で、アドレナリンが噴出しまくってしまいました。(笑)
街の中心地のどこかの建物の屋根にランディングすることを半分覚悟した状態でした。
強めの北西風の昨日は、通常通り夕方遅くにはテイクオフに素晴らしいフォローの風を運んできます。そして、テイクオフしてすぐは東の谷からかなり強い吹き下ろしの東風、インターラーケンの街半分は西風、ランディング辺りは東風でした。
フォローが弱まる少ないチャンスでなんとかテイクオフし、他の会社の連中が探し当てたコンヴァージェンスに向かって突っ込んでいきました。街よりもかなりトゥーン湖寄り(西寄り)でした。
吹き下ろしの風でかなり高度は低かったですが、「あそこまで行けば・・・」と、突っ込んでいったのですが、見ているとコンヴァージェンスの上昇帯がどんどん西風に押され街の上空に移動していました。多分湖の横のランディング(Lehn)にランディングするだろうと思っていたかなり低かった多くの機体は、それに乗りながらなんとかインターラーケンの街のランディングに届く高さになっていました。
自分はそれを追いながら少しずつ街に向かっていたのですが、追いつきませんでした。。。
その時点でかなり高度は低く、Lehnなんかにはとてもじゃないけど届かないし、すでに牧草地が点在する最後の境目に来ていました。最後の決断はここでした。
地上は結構な西風が入っていて、逃げるなら今じゃないとアゲインストで牧草地に届かない。フォローに乗ってコンヴァージェンスの残りカス(?)のようなものでなんとか街中のランディングへいくか・・・?
なぜか行ってしまいました。。。街中に・・・なんか行けそうな気がしたんですよね。
今思うと、何で行ったのかが不思議ですけど・・・(笑)あの時の映像(?)を思い出すと、とてもじゃないけど街のランディングにととどく高さではなかったですからね。
でも、グライダーを街に向けた瞬間にもう勝負です。あとは行くのみ!です。
空中では特に何もすることはないんだけど(いや、ちょっと祈ったかな?笑)、アドレナリン噴出しまくりでした。。。
インターラーケン・ウェスト駅の上空で、ホテル・メトロポール(ランディング横の背の高いホテル)の高さよりちょっとしか高くなかったですから。。。
(最後は半分くらいの高さでランディングに入ってきました。)
無風だったらはっきり言って無理でしたが、例の残りカスに乗って高度は上がらないけれど落ちないというギリギリの状態でかなりの距離をグライディングしました。
そして、大きな建物の屋根を探しながら飛んでいました。通常のルートならランディングの直前にもなんとか降りれる場所が多少あるのですが、今回は完全に逃げ場のないルートでした。。。
あんな長い距離をしかもあんな高さで、インターラーケンの街を飛んで、上から見たのは初めてでした。(当り前です! もう2度と見たくないです。)
写真が撮れたらすごく珍しい写真になったと思うのですが(笑)、もちろんそんな余裕はありませんでした。多分最後はほとんどお客さんとも話出来てなかったと思いますよ。はっきり覚えてないです。。。
ある程度の高さからアゲインストの風などでズブッてギリギリランディングに届く・・・というのとは感覚が全く違いましたね。アドレナリン度は比べ物になりませんでした。。。(笑)
自分の後に出たグライダーは皆、初めからLehnに飛んで行ったり、途中で降りたり・・・でした。。。
ソロで飛んでいたのなら、まぁ、どこにでもなんとか降りれるんですが、タンデムですからねぇ・・・しかもお客さん・・・
お客さんはかなりヤバかったことなんて全くわかっていないから、喜んで帰っていきましたが・・・
最初で最後の(と願いたい・・・笑)経験でした。。。
スイスは、ついこの間まで夏の暑さがようやく来た・・・と思っていたのですが、最近はなんだか涼しい日(夜ははっきり言って寒い。)が続き、Tシャツなんかではとてもじゃないけれど飛べません。。。
仕事するにはちょうど良くていいんですけどね。。。(笑)
さて、昨日の仕事での事です。
一日の最後のフライト(昨日は8本目でした。)で、アドレナリンが噴出しまくってしまいました。(笑)
街の中心地のどこかの建物の屋根にランディングすることを半分覚悟した状態でした。
強めの北西風の昨日は、通常通り夕方遅くにはテイクオフに素晴らしいフォローの風を運んできます。そして、テイクオフしてすぐは東の谷からかなり強い吹き下ろしの東風、インターラーケンの街半分は西風、ランディング辺りは東風でした。
フォローが弱まる少ないチャンスでなんとかテイクオフし、他の会社の連中が探し当てたコンヴァージェンスに向かって突っ込んでいきました。街よりもかなりトゥーン湖寄り(西寄り)でした。
吹き下ろしの風でかなり高度は低かったですが、「あそこまで行けば・・・」と、突っ込んでいったのですが、見ているとコンヴァージェンスの上昇帯がどんどん西風に押され街の上空に移動していました。多分湖の横のランディング(Lehn)にランディングするだろうと思っていたかなり低かった多くの機体は、それに乗りながらなんとかインターラーケンの街のランディングに届く高さになっていました。
自分はそれを追いながら少しずつ街に向かっていたのですが、追いつきませんでした。。。
その時点でかなり高度は低く、Lehnなんかにはとてもじゃないけど届かないし、すでに牧草地が点在する最後の境目に来ていました。最後の決断はここでした。
地上は結構な西風が入っていて、逃げるなら今じゃないとアゲインストで牧草地に届かない。フォローに乗ってコンヴァージェンスの残りカス(?)のようなものでなんとか街中のランディングへいくか・・・?
なぜか行ってしまいました。。。街中に・・・なんか行けそうな気がしたんですよね。
今思うと、何で行ったのかが不思議ですけど・・・(笑)あの時の映像(?)を思い出すと、とてもじゃないけど街のランディングにととどく高さではなかったですからね。
でも、グライダーを街に向けた瞬間にもう勝負です。あとは行くのみ!です。
空中では特に何もすることはないんだけど(いや、ちょっと祈ったかな?笑)、アドレナリン噴出しまくりでした。。。
インターラーケン・ウェスト駅の上空で、ホテル・メトロポール(ランディング横の背の高いホテル)の高さよりちょっとしか高くなかったですから。。。
(最後は半分くらいの高さでランディングに入ってきました。)
無風だったらはっきり言って無理でしたが、例の残りカスに乗って高度は上がらないけれど落ちないというギリギリの状態でかなりの距離をグライディングしました。
そして、大きな建物の屋根を探しながら飛んでいました。通常のルートならランディングの直前にもなんとか降りれる場所が多少あるのですが、今回は完全に逃げ場のないルートでした。。。
あんな長い距離をしかもあんな高さで、インターラーケンの街を飛んで、上から見たのは初めてでした。(当り前です! もう2度と見たくないです。)
写真が撮れたらすごく珍しい写真になったと思うのですが(笑)、もちろんそんな余裕はありませんでした。多分最後はほとんどお客さんとも話出来てなかったと思いますよ。はっきり覚えてないです。。。
ある程度の高さからアゲインストの風などでズブッてギリギリランディングに届く・・・というのとは感覚が全く違いましたね。アドレナリン度は比べ物になりませんでした。。。(笑)
自分の後に出たグライダーは皆、初めからLehnに飛んで行ったり、途中で降りたり・・・でした。。。
ソロで飛んでいたのなら、まぁ、どこにでもなんとか降りれるんですが、タンデムですからねぇ・・・しかもお客さん・・・
お客さんはかなりヤバかったことなんて全くわかっていないから、喜んで帰っていきましたが・・・
最初で最後の(と願いたい・・・笑)経験でした。。。