続 Fumio Miki - スイス・インターラーケンより・・・

スイス・インターラーケンより・・・ 旧ブログの過去ログはこちらからご覧下さい。 http://sky.ap.teacup.com/miki_swiss/

2008/10

インターラーケン、初雪です。

一昨日、昨日と雨が降り続き、昨夜の未明には雨が雪に変わりました。(予報どおりです。)
それでもここ(インターラーケン)にはほとんど積もることはないだろう・・・と考えていたのですが。。。

朝起きて外を見ると、一応しっかりと冬景色でした。。。(笑)

外を車で走っていると、至る所道路は全て除雪済み! さすがスイスです。。。
(とにかくこういったことは早いです。夏でも大きなパレードなんかあると、パレードの後ろから清掃用の車が掃除しながらついていくくらいですから・・・笑)
税金分しっかり働いてくれています。


たいした積雪ではないのですが(10~15�pくらい)、除雪した雪が道路わきに全部寄せられていて、結構な積雪のように感じてしまいます。

インターラーケンがこうですから、グリンデルワルドなんかはかなり積もっているはずです。ずっと雪が続いていますから。。。


スキー場のオープンが今シーズンはちょっと早くなるような気がします。11月の半ばの週末には多分滑れるでしょう。
あ、どうかな??今週末はずっとフェーンぽい気圧配置になり、また気温がちょっと上がりそうな感じでした、そういえば。。。


今日は午後から天気は回復しそうですが、仕事は多分ないでしょう。

3日もこんな日が続くとだんだん暇を持て余してきます。
今日は何をしましょうか・・・??


ワールドカップ開幕・・・

冬時間にもなったので、ワールドカップと言ってもスキーのワールドカップです。(笑)

Söldenで開幕したW-Cup(男子、女子RS)は、スイス勢が最高のスタートを切りました。

男子はダニエル・アルブレヒト、ディディエ・クーシュのワン・ツーフィニッシュ。。。


最近低迷気味の女子チームからは新星が登場。。。と言っていいのかな??
17歳のララ・グートが5位に入りました。


この開幕戦はどの選手も調整具合を確かめるような感じでしょうし、次の北米でのシリーズまでは時間も空くし、お祭りレースみたいなもののように感じてしまうのですが(実際RS以外のレースは北米シリーズからです。)・・・それでも、今シーズンのスイス・チームに期待です。

もちろん日本の男子SLも。。。(それしかないのが残念ですけど・・・)



ワールドカップで思い出したのですが・・・

ずいぶん前の新聞に出ていたのですが、ウェンゲンのワールドカップDH(ラウバーホルン・レンネン)コースのゴール直前の超急斜面をこの夏に、削って幅を広くし、斜度を少し緩める工事をしていました。安全面の問題からです。

見ているほうとしては、幅の狭いコースから急斜面に向かって選手が飛び出てくるのは迫力があって面白いのですが・・・

それでも、そんなになだらかになる訳ではないので、今シーズンも観光スキーヤー達はラウバーホルン・レンネンのコースを滑ってみようとチャレンジし、ゴール直前で初・中級スキーヤーは大変なことになってしまうことでしょう・・・あそこまで行ってしまうと迂回コースが無いですから。。。(その他のところは迂回できたりするんですけどね。)

今日から冬時間・・・

になりました。。。日本との時差も7時間から8時間にもどります。

時計を1時間戻すので、今日の夕方5時は昨日の夕方6時とほぼ一緒・・・
一気に陽が短くなったと感じてしまう日なのです。
その反対に朝は早くから明るくなると感じるはずなのですが、そっちはあまり気になりません。(笑)ほとんどのパイロットが超重役出勤で、そのころはまだベットの中ですから・・・??笑。


時間だけでなく、気候の方も冬に一気に突入するようで・・・

明日はまだ大丈夫だとは思うのですが、明後日あたりから3日間くらい標高1000m以上では雪が降り続く予報になっています。そして、水、木曜日くらいにはインターラーケン(標高約500m)でも雪になりそうです。。。かなり冷え込みます。
今日は昼間はTシャツで大丈夫なほどいい天気だったのに・・・


昨日、今日の写真を載せておきます。
両日とも朝から綺麗な雲海となりました。






昨日はインターラーケンでは一日中雲海は晴れず、谷の一番奥のミューレンでギリギリなんとか飛ぶことができました。

雲はどんどん谷の奥へも流れ込んできていたのですが、ミューレンのランディング(シュテッヘルベルグ)だけはなぜか山からの風が吹いていて、雲海の流れを押し返していてフルオープンでした。数百メートル手前では綺麗な雲海の壁が見えました。(写真上がインターラーケン方面です。)


そして今日は・・・
昼近くには雲海に穴が開き飛べてしまいました。




雲海の下に入っていくと、インターラーケンはこんな感じです。。。
これはもうすでにかなり雲海は晴れてしまっているはずなのですが・・・




午後には今までの雲海はウソのようになくなり、快晴の一日で、一日中飛び続けました。。。

今日は午後3時を最後のフライト(4時頃がランディングになります。)にしよう・・・なんて言っていたのですが、何とか大丈夫だろうともう一本。
いろいろとトラブル続きで、最後のフライトのテイクオフに着いたのが5時過ぎ。

テイクオフは完全にフォローの風、あたりもすっかり暗くなりかけていました。。。



いまだに思い出してしまうこと・・・

最近、すっかり電車に乗らなくなってしまったのですが・・・

最終電車に揺られながら、どんどん過ぎ去っていく人や車の全く通っていないひっそりと静まり返った街、そして街のオレンジに光る街燈を眺めていると、必ず自分が12年前スイスに初めて来たときのことを思い出します。
(時々車で夜中に街の中を走っていてもそういったときがあります。)


チキンとビーフはどっちが魚???程度の(言いすぎでもありません。。。笑)英語能力しかなかった自分が、本当に勢いでスイスに来てしまい、当時は不思議なことに何の不安も感じていなかったのですが、空港からインターラーケンに向かう最終電車に何とか乗って(ガイドブックも何も持ってこず、チューリッヒからインターラーケンの電車の時刻表のコピー一枚だけ持っていました。笑)、これまた何とか車内販売のコーヒーを買って飲みながら窓の外の先に書いたような風景を眺めていたら、日本と違う寂しい風景に急にちょっとだけ不安な気持ちや、なんだか切ない(何で??笑)ような不思議な気持ちになったものです。


12年たった今でも時々よみがえってくるその思い・・・

今でもちょっと胸が軽く締め付けられるような感じになったりしますが、今はちょっと新鮮に感じ、また、当時のとにかくがむしゃらだった自分を懐かしく思ったりするとともに、現在すっかり落ち着いてしまっていると思われる自分を戒めたりしてみるのです。。。


一応イメージ写真のつもりで撮ったのですが、これでは切ない感じが出ていません。。。(笑)

U 21

今日送られてきた「SWISS GLIDER」(SHVの発行する雑誌)を読んでいると、8月下旬に行われたスイス選手権のレポートがありました。

その中の記事の中に、今回参加した選手の中で21歳以下の選手達が、将来スイスコンペ界を引っ張っていくであろう(?)パイロットということで軽く紹介されていました。

何人いたと思いますか???


7人もいました!!


一人はすでにトップクラスに定着していて、ヨーロッパ選手権ではナショナルチームの一員として飛んでいたミハエル・シーゲル君(以前なんかのときに書きましたね。)
アドバンス・チームです。。。

彼が21歳で、彼の名前も入れたかったから無理やりU21という書き出しにしたと思われ(笑)、他の6人は全て10代でした。


もちろんC・マウラーの弟もいます。(彼も名前はミハエルです)彼が18歳。。。最近アクロもガンガンです。。。まぁ、もうちょっとしたら日本でも名前を聞くことになるでしょう。


そして、女の子が一人入っているのですが、彼女はなんと17歳・・・!!
スイス選手権史上最年少の参加者ということでした。(そりゃそうでしょう。笑)
今回は女子4位に入っていました。。。彼女はシーゲル一家の一員で、この大会でシーゲル一家は父も含め家族でエントリーでした。(母は抜きで・・・)お父さんは昔、スイス選手権での優勝経験もあるパラグライダー一家なのです。。。


30歳前後ですでにベテランという世代になってしまうスイスのコンペ界・・・

PWCの総合チャンピオンになったアンディ・アエビはまだ20代半ば・・・最終戦で勝ったステファン・シュモッカーも20代前半・・・

ベテラン世代もまだまだモチベーションの高いのがいっぱいいるし、若い有望なパイロットが次から次へと湧き出てくるし・・・

今年はフランスがかなり頑張っていましたが、ちょっとしたら(もう来シーズンからかな?)スイスがまたトップの座を奪い返し、スイス時代を作っていくことはほぼ間違いないでしょう。。。



日本がどんな状況かはたまにスイスに飛びに来たパイロットの人たちに聞く程度しかわかりませんが、パラグライダーを取り巻く環境は厳しいようですね。
とてもじゃないけれど若い人たちが気軽に始められるような感じではないと聞いています。


やっぱりスイス(ヨーロッパ)とは環境の違いが大きすぎるようですね。

でも、環境の違いだけで片付けてしまうのはなかなか残念なことですが・・・
(もちろん努力している人たちはいるのも知っています。)


何かいい方法はないものですかね???(笑)

シルトホルン 再び・・・

先週が今シーズン最後かと思っていたシルトホルンからのタンデムフライトでしたが、今日もグループの予約が入り、行ってきました。。。

先週のようなハイキングはもうしない!!を合言葉に(笑)、しっかり予報をチェックして(?)問題なさそうなのでいざシルトホルンへ・・・


風ビュービューでした・・・(笑)


しかし、今回は前回の教訓からすぐには動き出さず、とりあえずお茶をして様子をみることにしました。先週は30分後くらいから一気に風が落ちてきたので、今回も全く同じだろう・・・と誰もが思っていました(祈っていました)。


時間的にもうこれ以上待てない時間になったので、もう一回外へ出て風を確認・・・



ビュービューです・・・



再び、ハイキング決行です。。。(笑)


最初の候補地に着くと、先にスタートしていたグリンデルワルドのタンデム会社の連中がテイクオフしようとしていましたが、風が強すぎてとてもじゃないけれど一人では出れない状態・・・それでもサポートして何とかテイクオフしていきましたが、グライダーはかなりダメージを受けていたでしょう。。。(石の上で暴れまくっていましたから・・・)

と、いうことで、第二候補地へ・・・

そこで急いで出てしまおうともくろんでセットアップ完了・・・すると、風が無くなり、またまた後ろからの風に・・・

第三候補地に移動です。ここまで先週と全く同じ事を繰り返すとは・・・素晴らしいタイミングで風向が変わるものです。。。


ここがシルトホルンのオフィシャルのテイクオフにならないことを祈ります。(笑)
すごくいいロケーションなんですけどね。

次回はちゃんと一番上から飛びたいものです。でも、これが今シーズンは本当に最後のフライトだったような気がします。。。


これは第二候補地のテイクオフのロケーション。
ここでセットアップして、いざ!となるとフォローの風になってしまうのも、今やお約束・・・(笑)


今までに撮っていそうで撮っていなかった空中から見たミューレン。



インターラーケンに戻り・・・

今日は空気が非常に澄んでいて、また雲も全く無く綺麗だったので、プロモーションビデオの撮影や、カタログ用の写真撮影も仕事のフライトと平行して行いました。


夕方最後のフライトで、シンクロ・スパイラルの映像を撮るということで、自分はデスクのスタッフと飛び、もう一機はカメラ機でフライト。

大した打ち合わせもせずに飛んだのですが、綺麗に決まりました。自画自賛です。。。(笑)


その後、ランディング前にホテル・メトロポールの屋上のレストランのテラスのギリギリ横を通過していったら、他の会社のパイロット達がお茶してました。。。なんか嫌な予感がしたのですが、その通り・・・!!

自分達を確認した途端・・・

いろいろなものをみんなで投げつけてきました。。。
かなりたちの悪い観客です。。。(笑)

下の道路には大勢の人や車が通っているというのに・・・



そして、ランディングを見ると・・・
グライダーが木に引っかかっています。。。しかも自分のグライダー・・・(撮影用に自分は会社のロゴの入ったグライダーと交換して飛んでいました。)

ランディングの面白い映像の為だか何だか知りませんが、彼らはわざとフォローの風でランディング。風に流されグライダーは木に引っかかったようでした。。。何を考えているんだか・・・

でも、あとでビデオを見たらかなり面白かったのでよしとしました・・・(笑)



といった感じで一週間ぶりに長い一日が過ぎていったのでした。。。

本来の青空


昨日は前線の通過でほぼ一日中雨でした。。。
が、朝一で一本飛んでいましたね。なぜか・・・(笑)
今思えば、テイクオフからランディングまでずっと雨が降っていたような気が・・・

今日は朝には雨は上がっていましたが、テイクオフは雲の中で、午後になってようやく飛べました。
雲はまだまだ多かったですが、時々青空がのぞきました。その色はようやく本来の色に戻っていました。やっぱりこうでないといけないですね。



さて、今日キウィさんからのコメントで思い出したのですが、バー付きタンデムライザーの件です。(キウィさんもいろいろ苦労されているようでしたね。)

実は、ブログに書いた次の日には今までのものに(バー無し)また換えてしまっていました。。。(笑)

人それぞれで意見は分かれるでしょうが、自分としてはバー付きのライザーは快適ではあるけれど、利点はそれだけのようにしか思えませんでした。
(慣れもあるのでしょうが・・・自分にテストしてみろと言った人間もそう言っていました。)

フライト中のポジションをあわせるのが・・・というのもあるのですが、あと、ランディングの違和感を非常に感じました。
パイロットとパッセンジャーが完全に離れて独立してしまっているので、パッセンジャー自身がしっかりとランディングのアクションをおこさないとちゃんとランディングできないことに気づきました。
ランディングの風が本当によければパッセンジャー一人でちゃんとランディングをできますが(もちろんパイロットの操作が重要なのは言うまでもありません。)、風がちょっと悪いときなどはかなり気を使いました。。。バー無しの方が気楽です。(笑)これも慣れなのかな?? 理論的に本当はどっちがいいのかは????ですが・・・

あとは、もしテイクオフで転がったり(笑)、ランディング後に強風で引きずられたりしたときに、あのバーがちょっと危ないのでは??と、思いました。
基本的にパッセンジャーの手(腕)はバーの下を通ったところにあり、転げたときにパイロットやパッセンジャー自身の体でバーに重さがかかり、手(腕)を折ってしまう可能性が全く無いとは言えないのでは?と感じました。

アクティブに飛んでいるとき(サーマルソアリングやウイングオーバー、スパイラル等)の違和感も感じました。動きが少し鈍るような感じです。パッセンジャーとくっついている方がコンパクトになってグライダーのコントロールがしやすいと感じました。
でも、これだけは100%慣れの問題だと断言できます。(動きに多少の違いはありますけど。)

その他も何点かありますが、とりあえずここまでにしておきます。


バー付きのライザーに対してかなりネガティブな意見になってしまいました。
バー付を使っているパイロットがバー無しをテストしたら、また反対の意見が多数出てくるとは間違いないとは思いますが、これはあくまでも個人的な意見、感想なので、あまり気にせず軽く読み流してください。。。(笑)


砂・・・

日本では春頃に時々(? しばしば??)「黄砂」が観測されますが・・・

ここヨーロッパにもそれと同じような現象があります。もちろん同じ場所からの砂塵ではありません。。。(笑)

サハラ砂漠から飛んできます。上空の強い南風に乗ってくるのです。


月曜日頃から結構な量のサハラの砂が飛んできていて、天気はすごく良かったので、本当なら青空が広がって・・・となるはずなのですが、ずっと空はスモッグがかかってしまったように霞んでしまっていました。。。

すぐ近くのユングフラウやニーセンなんかも一日中はっきり見えませんでしたから、かなりの砂が飛んできていたのでしょう・・・


生活している限りでは何も砂を感じることはありませんし(車とかにかかっているのはわかりますが)、飛んでいても別に砂が目に入るといったことは全くありません(当たり前か・・・笑)。
ただ、景色が綺麗に見えなくてちょっとストレスがたまりますね。。。霞んだ奥には青空(のはず!)が見えているので余計かな??

氷河などを見ると、降り積もった砂ははっきりと見ることができます。氷河が黄色い埃で覆われたようになります。

クライネシャイデックで働いている、ギャンブラー写真屋お嬢さんが言っていましたが、日本からのツアーグループの添乗員などは、それを説明しようとして勢い余って(?笑)、もとからそこにあるがれきのくずれたもののような(土砂の堆積で)黒くなっているものまでサハラの砂にしてしまっている人もいるようです。。。(笑)


あれだけ霞むくらい飛んできていると、至る所が埃っぽいような気がしてしまい、あまり深呼吸をしたくなくなります。。。(笑)別にいつも深呼吸ばっかりしてる訳じゃないんですけど・・・



明日は多分前線の通過で久しぶりに雨が降ります。降るはずです。(笑)そして、明後日以降はまた天気はよくなりそうです

明後日は綺麗な青空をまた見れるといいのですが・・・(明後日はちょっとまだ無理かな・・・??)

シルトホルン


今日の朝一のフライトは、多分今シーズン最後になるのでは?と思われる(タンデムでは)シルトホルンからのフライトでした。

が、しかし・・・

なんだか大変なフライトになってしまいました。。。





パイロット、お客さん合わせて11名(??一人ソロです。)の大所帯でシルトホルン、ピッツグロリアへ上がると、かなり風が強い・・・

まだ何とかいけるだろう・・・とテイクオフに移動し準備をするのですが、風が強くてとてもじゃないけれどグライダーを広げられない状況でした。。。サポートすればどうにかなったでしょうが、鋭利で厄介な石がゴロゴロしているテイクオフなので、グライダーのことを考え、とりあえず無理はしないでおきました。どっちにしろ最後になったパイロットは絶対にテイクオフできなかったでしょう。。。(笑)

どうしようか考え(2~3分だけ・・・)、ちょっと山を下ったところからなら出れるだろうと言う事になり、ちょっとだけハードなハイキングに突入しました。。。


途中から見たアイガー・メンヒ・ユングフラウ


40分くらいだけ降りただけですが、結構綺麗なハイキングコースでした。グライダーが無ければもっと楽しめたでしょう・・・下りだけで助かりました。登りがあったら大変なことになっていました。。。(笑)

こんなところを降りていきましたから・・・


ようやくテイクオフ候補地についてみると、まだまだ風は強い・・・
一人だけサポートしてテイクオフさせたのですが、もうちょっと歩いて雪のあるところからテイクオフしようと言うことになりました。ラインチェックが簡単ですからね・・・

そしてまたまた次の候補地へ移動です。

ここなら問題全く無し!とセットアップして、いざテイクオフというときに・・・
風がピタッと止んでしまいました。(笑)

そして、なんとフォローの風が・・・

「・・・・・・・」

ピッツグロリアを見上げてみると、とてもじゃないけれど引き返す気力は生まれてきません。(笑)


またまたまた移動・・・次の候補地は最後の望みでした。
アゲインスト側(尾根の反対側)に向かってテイクオフし、飛び出したらすぐにターンし尾根を回りこんでシルトホルン側に飛んでいくルートです。

回り込んでいくのにどれだけ高さに余裕があるのか尾根の先に見に行く気にもならなかったので、一発勝負でした。(笑) が、テイクオフして回り込んでいったらかなり余裕があってホッと一息。。。


あとは通常通りのフライトでした。
あまりサーマルはありませんでしたが、相変わらず気持ちよかったです。
特に、今日はなんだか本当の山岳フライトのようになってしまったので、テイクオフしたときは気分よかったですね。。。お客さんは特にそうだったと思います。あれだけ歩いた後ですから。(笑)



インターラーケンに戻ってみると、天気の良い日曜日ということで、街のメインストリートは人でごった返していました。
天気がよく、暖かいと人が湧き出てくる・・・非常にわかりやすいです。(笑)

ランディングのまわりも大盛況でした。。。



ようやく秋らしい日々・・・

気持ちのいい天気が続いているインターラーケンです。
気温も日中は20℃くらいまで上がり、日差しを受けているとT-シャツじゃないと暑いくらいです。(地上では・・・)
今日はうちの会社で一番寒さに強い男はT-シャツで飛んでいました。それはさすがに行き過ぎだとは思いましたが・・・(笑)

街から山を見ると強い逆転層の為、若干霞んでしまっているのですが、山へ上がると空気は非常に澄んでいて最高に綺麗です。

ニーダーホルン(2000m)から飛んでいたグライダーは今日はかなり上がっていましたね。3000m近くいっていたのではないでしょうか。みんなで悔しがっていました。こっちは一日中ほぼブッ飛びでしたから・・・


今日は、またちょっと写真を何点か載せてお茶を濁しておきます。。。(笑)

テイクオフにいる友達は人間に(自分達に)かなり慣れてきて、今までは横を通過するたびにびくびくしていたのですが、最近では全く動じる様子無し・・・道もよけてくれません。写真を撮っていてもしっかりポーズを決めてくれるので、お客さんたちにも人気です。。。(笑)


これは↓子供ラジオ局の取材。。。

スイス版「働くおじさん」と言ったところでしょうか。
取材が始まってすぐに・・・

マイクのトラブルです!!ガンバレ子供達・・・
このあと、「あの日本人にも話し聞いてみ。」とふられ、自分もしっかり取材されました。(笑)


色の変わってきた木々と牧草のコントラストです。


綺麗に3機が重なりました。
右奥の山はアイガーです。


それでは、おやすみなさい・・・
プロフィール

Fumio Miki

スイス(ヨーロッパ)にて、日本人初のパラグライダー プロタンデムパイロットとなる。レース競技のほうもスイス国内リーグで飛び続ける。 スキー教師としても活動。スイス在住22年目。。。

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