日に日に日が短くなっていくのを肌で感じている今日この頃です。。。
先週は引きこもりの一週間でしたが、今週はここ4日間天気がよく、お客さんもボチボチで一日3本くらいのフライトをしていました。
今日に至っては、この時期異例の6本・・・
冬が近づくと、とりあえず15時にインターラーケンを山に向かって出発するフライトを最後にしています。15時と言っても、お客さんのピックアップが遅れたり、またその他いろいろあったりするので、テイクオフは大体15時半過ぎ~16時前の間くらいになるのが普通です。
そして、そのフライトを終えると日は結構傾いて、薄暗くなる16時過ぎが自分の中では一日の終わり・・・家に帰らなきゃ・・・(??)といった小学生並みの時間感覚になっています。(笑)
(山岳地方にいると、高い山の向こうに太陽が沈んでいくので、平野部にいるよりも日が暮れるのが早く感じるのです。というか実際暗くなってくるのですが。)
ここ数日は15時のフライトの後に、飛び込みできたお客さんや、オーバーブッキングで時間をずらさなくてはならなくなったりして、16時過ぎに本当に急いで山に上がりフライトする・・・といったことが続きました。
暗くなってしまうのも問題なのですが、テイクオフの風も問題。
この時期この時間になると、かなり高い確率でフォローの風が完全に入ってきてしまうからです。
しかし、そんな問題をクリアして飛んでしまえば本当に最高の景色を楽しめます。
自分が一番好きなのは、山の向こうに太陽が隠れきった直後に山の稜線がピカーッと輝く瞬間です。
あれを空から見ているときは本当に幸せを感じます。(?)それくらい綺麗で感動します。
お客さんが、持っているカメラで写真を撮ろうとしていないときは半分説教です。(笑)そして、カメラを取り上げて自分が写真を撮って差し上げます。。。
そんなフライトを昨日までしていて、今日も昨日とほぼ同じ時間に最後の最後のフライトでテイクオフに上がったら、もう日は隠れてしまっていました。。。
けれども、その後の空全体が赤く焼け、それが湖にも映って真っ赤・・・という、また違った景色に出会えました。
そして、インターラーケンの街を上空から見ると・・・
昨日の同じ時間にはほとんど街の明かりには気づかなかったのですが、今日はなんだか昨日なんかは比べ物にならないくらい街中が明るい・・・
ここ数日の間だけで本当に日が短くなっているのを感じるのでした。。。
さて、ここからがやっと今日のテーマです。(笑)
ちょっと前に、グライダーのライン交換とチェックの為、古いグライダーで飛ぼうと思って全く使い物にならなかった・・・ということを書きました。
あの後、会社の同僚で他の仕事もしていてあまり飛びに来ないパイロットのグライダーを借りていたのですが、そのパイロットも最近飛びに来てしまい(笑)、また飛ぶグライダーがなくなってしまいました。
考えに考えた末、
禁断のグライダーPart2を使わざるを得なくなってしまいました。。。
そのマシンは、自分が仕事を始めた最初のシーズンに乗っていたβ3の小さいサイズのグライダーです。また、タンデムの最終試験のときもこれに乗り、試験官たち、また試験を受けにきていた他のパイロットたちを大喜びさせた、幻で、伝説(?)の「白鳥ランディング」をきめたグライダーです。(これについては機会があったら書きましょう。)
今思うと、なんで小さいほうを買ったのかが理解に苦しむところですが・・・(笑)
日本だったら、自分の体重がそんなに無ければ、大丈夫なような気がしたので(日本人相手ならそう簡単には上限近くまで重量がいかないような気がします。多分)、そんな感覚だったのでしょう。
2年目からは子供等が来た時用に会社に寄付してしまいました。
風が強く、サーマルがんがんの時は上限越えていようがどうでもいいのですが、今の時期のように渋いコンディションのときにガタイの大きなお客さんがあたってしまったら目も当てられません。(笑)
そんなグライダーを使わざるをえない状況になってしまい、みんなからは「ぶっ飛んだら写真はサービスで無料にしろよ!」などと、からかわれながら必死に飛ぶことになってしまっています。。。
昔はよくこのグライダーで1シーズン飛んでいたなぁ・・・と、改めて変な感心をしています。
しかし、一つだけ面白いことがあり・・・
グライダーをブンブン振り回せるのです。
面白いほど動いてくれます。
そんなに過激なことはタンデムではしませんが、例えばウィングオーバーで、Takooで飛んで普通サイズのお客さんだと(トータル150Kg位)自分の場合4~5ターン目くらいでグライダー越しに地面が見えるような角度になるのですが、今のグライダーだと2ターン目ですでにかなりの角度まで跳ね上がれます。しかもスピードがあって面白いです。
インヴァージョンなんか簡単に出来るし、タンブリングもできてしまいそうな勢いです。(タンブリングは出来ないですけどね・・・笑)
でも、そんなに上げられることが無いので、楽しい時間はほんの瞬間に終わってしまうのです・・・
やっぱり
普通のサイズのグライダーで、渋いコンディションでものんびりとあせることなく飛びたいものです。
でも、もうしばらく戦いは続きます。。。(笑)
先週は引きこもりの一週間でしたが、今週はここ4日間天気がよく、お客さんもボチボチで一日3本くらいのフライトをしていました。
今日に至っては、この時期異例の6本・・・
冬が近づくと、とりあえず15時にインターラーケンを山に向かって出発するフライトを最後にしています。15時と言っても、お客さんのピックアップが遅れたり、またその他いろいろあったりするので、テイクオフは大体15時半過ぎ~16時前の間くらいになるのが普通です。
そして、そのフライトを終えると日は結構傾いて、薄暗くなる16時過ぎが自分の中では一日の終わり・・・家に帰らなきゃ・・・(??)といった小学生並みの時間感覚になっています。(笑)
(山岳地方にいると、高い山の向こうに太陽が沈んでいくので、平野部にいるよりも日が暮れるのが早く感じるのです。というか実際暗くなってくるのですが。)
ここ数日は15時のフライトの後に、飛び込みできたお客さんや、オーバーブッキングで時間をずらさなくてはならなくなったりして、16時過ぎに本当に急いで山に上がりフライトする・・・といったことが続きました。
暗くなってしまうのも問題なのですが、テイクオフの風も問題。
この時期この時間になると、かなり高い確率でフォローの風が完全に入ってきてしまうからです。
しかし、そんな問題をクリアして飛んでしまえば本当に最高の景色を楽しめます。
自分が一番好きなのは、山の向こうに太陽が隠れきった直後に山の稜線がピカーッと輝く瞬間です。
あれを空から見ているときは本当に幸せを感じます。(?)それくらい綺麗で感動します。
お客さんが、持っているカメラで写真を撮ろうとしていないときは半分説教です。(笑)そして、カメラを取り上げて自分が写真を撮って差し上げます。。。
そんなフライトを昨日までしていて、今日も昨日とほぼ同じ時間に最後の最後のフライトでテイクオフに上がったら、もう日は隠れてしまっていました。。。
けれども、その後の空全体が赤く焼け、それが湖にも映って真っ赤・・・という、また違った景色に出会えました。
そして、インターラーケンの街を上空から見ると・・・
昨日の同じ時間にはほとんど街の明かりには気づかなかったのですが、今日はなんだか昨日なんかは比べ物にならないくらい街中が明るい・・・
ここ数日の間だけで本当に日が短くなっているのを感じるのでした。。。
さて、ここからがやっと今日のテーマです。(笑)
ちょっと前に、グライダーのライン交換とチェックの為、古いグライダーで飛ぼうと思って全く使い物にならなかった・・・ということを書きました。
あの後、会社の同僚で他の仕事もしていてあまり飛びに来ないパイロットのグライダーを借りていたのですが、そのパイロットも最近飛びに来てしまい(笑)、また飛ぶグライダーがなくなってしまいました。
考えに考えた末、
禁断のグライダーPart2を使わざるを得なくなってしまいました。。。
そのマシンは、自分が仕事を始めた最初のシーズンに乗っていたβ3の小さいサイズのグライダーです。また、タンデムの最終試験のときもこれに乗り、試験官たち、また試験を受けにきていた他のパイロットたちを大喜びさせた、幻で、伝説(?)の「白鳥ランディング」をきめたグライダーです。(これについては機会があったら書きましょう。)
今思うと、なんで小さいほうを買ったのかが理解に苦しむところですが・・・(笑)
日本だったら、自分の体重がそんなに無ければ、大丈夫なような気がしたので(日本人相手ならそう簡単には上限近くまで重量がいかないような気がします。多分)、そんな感覚だったのでしょう。
2年目からは子供等が来た時用に会社に寄付してしまいました。
風が強く、サーマルがんがんの時は上限越えていようがどうでもいいのですが、今の時期のように渋いコンディションのときにガタイの大きなお客さんがあたってしまったら目も当てられません。(笑)
そんなグライダーを使わざるをえない状況になってしまい、みんなからは「ぶっ飛んだら写真はサービスで無料にしろよ!」などと、からかわれながら必死に飛ぶことになってしまっています。。。
昔はよくこのグライダーで1シーズン飛んでいたなぁ・・・と、改めて変な感心をしています。
しかし、一つだけ面白いことがあり・・・
グライダーをブンブン振り回せるのです。
面白いほど動いてくれます。
そんなに過激なことはタンデムではしませんが、例えばウィングオーバーで、Takooで飛んで普通サイズのお客さんだと(トータル150Kg位)自分の場合4~5ターン目くらいでグライダー越しに地面が見えるような角度になるのですが、今のグライダーだと2ターン目ですでにかなりの角度まで跳ね上がれます。しかもスピードがあって面白いです。
インヴァージョンなんか簡単に出来るし、タンブリングもできてしまいそうな勢いです。(タンブリングは出来ないですけどね・・・笑)
でも、そんなに上げられることが無いので、楽しい時間はほんの瞬間に終わってしまうのです・・・
やっぱり
普通のサイズのグライダーで、渋いコンディションでものんびりとあせることなく飛びたいものです。
でも、もうしばらく戦いは続きます。。。(笑)