さて、復活最初の記事にはあまりふさわしくないような気がしますが・・・

例のハンググライダーのビデオの件です。

2〜3日前に日本の民放のニュースで流れていたようですが、さっきNHKを見ていたら(JSTV)朝のニュースでも取り上げられていました。
元のビデオが流れ始めたのが1週間ほど前・・・次の日には一気に世界中に拡散され話題になっていました。

なぜここで書こうと思ったかと言うと、ビデオを見てわかった人は少ないでしょうが、あれはここインターラーケンでの出来事だったのです。今年の夏のことでした。 。。

ビデオが拡散された次の日には、うちの会社にも電話が殺到していたようです。(同じ飛び物ですからね。)ですから、インターラーケンに2つあるハンググライダーのタンデムの会社は大変だったと思います。実はこの2つの会社も例のパイロットとは関係なかったですから・・・

例のパイロットはいわゆるもぐりでお客をとって飛んでいたパイロットなのです。
インターラーケンではもぐりの客引きは基本的に禁止となっているのですが、彼は一人で何だかコソコソやっていました。多分色々言われたとは思うのですが・・・

ここ数年、ここインターラーケンも観光客の激増で、タンデムフライトもどれだけパイロットを増やしても足りない状態なのですが、このままでは完全に無法地帯となり他国の有名タンデムスポットのようにカオス状態に陥り業界が健全でなくなると言う事で(こう言うところはさすがスイスと言うべきでしょうね。)プロタンデムパイロット組合(ここに加入しないとここでは仕事できない)への加入も結構な制限をつけ、ライセンスがあるから誰でも仕事ができるというわけにはいかなくなりました。

パイロット自身もあまりにも飛びすぎるのは抑えようとしていますが、会社は飛べば飛ぶほど、パイロットが増えれば増えるほど儲かる・・・やっぱりお金って怖いですね。極論ですが・・・(笑)

これはパラ業界に限ったことでなく、観光業全体に言えることでしょう。。。世界的に中国人観光客狙い?というか・・・そんな感じか。

まるで、日本のバブルの時を見ているようです。(笑)でも、ホントそんな感じです。
スイス人はバブルを知らないからなぁ・・・大丈夫かな?でも、ウハウハな時があってもいいでしょう。こんな時は誰が何を言っても聞かないでしょうから。(笑)

実際、あとどれくらい続くんでしょうね? 

とにかく、あまり浮かれないようしないと・・・特に自分達のように飛ぶ仕事は。。。
(今年は全然問題ありませんでしたが、2、3年前は凡ミスですが、大きな事故につながるようなことを何回も目にしました。)


話が完全にそれました。。。

書こうと思っていた主旨がわからなくなりました。まぁ、こんなもんです。


まとめます。
情報の早さにビックリ! 
そして、何で今頃? 
どうやってあのビデオをパッセンジャーの人が手に入れたか?←そうです!これが一番不思議に思ってたんですよね。。。


明日から日本に帰るのですが、荷物がまとまっていません。。。
ということで、この辺にして荷物をまとめます。その他まだやらなければいけないことが多々あるので・・・