今週末(今日、明日)は、地元パラグライダークラブDCI(Delta Club Interlaken)のお祭りです。スイスでは最大のクラブで、会員数は500人以上!!(インターラーケンの人口が12000人程度ということを考えればすごいですよね、この数は・・・)というパラグライダー(ハンググライダー)のクラブとしては信じられないくらいの規模ですから、Lehn(湖畔のランディング)には特別に駐車場を設けなければならないほどのパイロットたちで埋め尽くされます。

クラブ内コンペや、テスティバル(大試乗会)・・・等々、イベント目白押しです。。。

そんな中、そのお祭りに合わせて行われているのが「Bordairlin」(ボードエアーライン、ボーダーラインにかけているからそう言ってもいいのかな?)です。X-Alps後、2005年に始まった新しいタイプのアドベンチャーレースです。(ミニ X-Alpsのような感じですが、ちょっとルールが違います。)

今回も、もちろん彼、クリーゲル・マウラーは出ていますし、その他50人ほどの選手が出場しています。(これはクラブコンペでないですから、ヨーロッパ中から参加者は集まっています。)


ルールは・・・ちょっとややこしので(笑)、一言で言うと・・・「33時間以内にどこまで遠くへ行って帰ってくるか。」です。もちろん移動はパラグライダーでのフライトか足のみですよ。。。

ターンポイントというものは設定されていません。選手それぞれが、天候等を見てそれぞれ好きな方角へスタートしていきます。最初の12時間で可能な限り遠くまで行き、そこから戻ってきます。

総移動距離の20%以上はフライトでの移動とならなければいけない。(20%以下の場合はフライト距離×5だけが選手のトータル移動距離となってしまう。)

時間内にゴールすればボーナスポイント、また遠くまで行き過ぎたり、戻って来れない場合は、ゴール時間の時点でいた場所とゴールとの距離がマイナスされる。←これは結構大きなマイナスポイント)


大体こんな感じです。。。

もっと詳しく知りたい方は・・・(ここをご覧下さい、レースのHPです。


気象条件によって進んでいく方角が大きく変わるし、次の日のコンディションもある程度読んでおかないと戻って来れないばかりか、ゴールに遠く及ばず大きなマイナスポイントとなってしまう可能性もあるし、そればかりを考えすぎると距離が伸びないし・・・と、考えることは多そうです。(笑)
ターンポイントが無いだけに、好きな所へ行けるので簡単そうですが、勝とうと思ったら結構難しいですね。


これくらいのレースだったら、なんとか日本でも出来るかな??