今日は強めのBise(北風)の予報・・・と思いきや・・・
朝、ベアテンベルグに上がる車の中からユングフラウのほうを見ると、かなり強そうなフェーンの雲。。。

グリンデルワルドのほうのスキー場はすべて強風のためクローズされていたようでした。(午前中だけ)

しかし、やっぱりベアテンベルグでは北寄りの強めの風・・・でも全然気にも止めません!!今日は飛ばないですから・・・(笑)


と、人ごとだったのですが、午後からパラの会社の同僚が山に上がってきていて話をすると、なんと午前中に一本飛んでいたようでした。

「かなり変な風だったぜ・・・!!」

そりゃそうでしょう!! テイクオフのあたりは北寄りの風、インターラーケンの街の上空近くに行くとフェーンの影響で南寄りからの風、しかも地上では20Km/hくらいの西風だったようで・・・

今日はスキーの仕事でよかったです・・・(笑)




さて、あっという間に最初の一週間(5日間)のグループレッスンが終わりました。

いつものように、今日はレッスン、スイス・スノーリーグ(バッジテストのようなもの)のブックレットの作成、スキーレース・・・と、慌ただしく過ぎていきました。


今回の子供たちは、ドイツ人、オランダ人のミックスのグループでした。
かなりやりやすい子供たちで助かりました。しかし、ちょっと困ったのが・・・子供でなくて親でした。。。(笑)

自分の受け持っていたのは子供といってももう小学校の中学年かそれ以上・・・
それでも、ある子供の親(父親)は、朝からレッスンが終わるまで、ほとんど一緒に付いてきます。。。なにかあるたびに子どもの所に寄って行き・・・

時々いるんですよね。そういう親が・・やりにくくてしょうがありませんでした。。。(笑)


面白いのは、今までスイス人でそういう親は見たことがありません。

自分の経験上ではドイツ人に時々見られ、特に多いのはオランダ人です。(あくまでも自分の経験上のことなのであしからず。。。)

何でなんでしょうね・・・??


昔、サムナウンのスキースクールで一か月ほど仕事をしたときは、子供ゲレンデの前にある大きなホテルのテラスから、双眼鏡で一日中子供を見ていて、レッスン終了後にスクールの事務所に「自分の子供が全然イントラに見てもらえていない!!」と、クレームに駆け込んできた親がいました。(彼はたしかドイツ人だったと思います。)

自分はその子の担当ではなかったですけど・・・


と思えば、今週自分が持っていたグループの中のドイツ人の子共は・・・もう何年も前からうちのスクールに来ているのですが、両親は結構アバウトというか何というか・・・レッスンが終わると、時々突然どこかに消えてしまい、親が迎えにきてそこに子供がいなくても「一人で戻ったんでしょ・・・」と、たいして気にも止めません。


でも、ベアテンベルグで迷子になるのは本当に難しいことで・・・

それだけ子供のいるファミリーには安心して来れるスキー場(スキースクール←敢えてスクールも入れておきました。笑)なのです。。。ちょっと宣伝。。。



いろんなタイプの人たちを見れるのもこの仕事をしていて面白いところでもあります。
(後になって初めて、面白かった・・・とか言えるんですけどね。)







通常なら週末はプライベートレッスンのみ。(または休み・・・笑)となるのですが、今年の年末年始はカレンダーの都合上、明日からまた新しいグループレッスンが始まります。