今年で10回目を迎えたVertigoを見に行ってきました。


どんなに仕事が忙しくても、必ず一日は休みを取って毎年見に行っているのですが、今年は会場に行くとなんだかいつもと何かが違う気が・・・

そうです。今年からRed-Bullはスポンサーをはずれていたのでした。。。

大会を運営するほうとしてはお金を出してもらえるならどこでもいいのだろうけど、個人的にはなんとなくRed-Bullのイメージというものがあって、そっちの方が雰囲気にあっているような気がするのですが・・・

話によると、X-Alpesは例外として、Red-Bullはパラグライダー関係のスポンサードからは撤退する方向で進んでいるようです。

確かに、昔は結構いたRed-Bullのパイロットも今はほとんどいないような気がします。。。

ちょっと残念な話ですね。
日本では無名なRed-Bullもヨーロッパでは断然の知名度があり、エクストリームスポーツの代名詞といっても過言ではないほどのイメージが定着しているのに・・・



競技のほうもちょっと寂しかったのは、ラウル・ロドリゲスが大会にはもう出場しないということで不参加。
マルチな男、クリスティアン・マウラーとペーター・ノイエンシュバンデルのシンクロチームはPWC(トルコ)参加の為、今回は欠席。等々・・・

もちろん常連アクロパイロット達はさすがに凄い演技をしていましたが、フェリックス・ロドリゲスのシンクロは相手がまだ彼と差がありすぎるのか、いまいち凄いとは思わなかったし、常連達と新人たちの差がまだまだありすぎて、「オーッ!!」と驚いたり、「スゲーッ!」と感動(?)する回数は去年の方が多かったような気がします。
(まぁ、まだ予選、というかまだ2日目だったからかも??)


それでも、とてもじゃないけれど自分には出来ないようなことをポンポンと簡単にやってしまう連中を見ているとすごく刺激を受けますね。。。

あれだけ簡単そうにやられると、一瞬だけ、自分もやってやろうか・・・なんて考えてしまいます。(笑)




ところで、今回のこの大会はスイス選手権も兼ねる大会になりました。

スイスでは今年からスイス・アクロリーグというものが設立(?)され、アクロパイロット達が定期的に集まってトレーニングをするようになりました。
その為、今回のこの大会には結構な数のスイス人が参加しています。

現在はラテン系の国のパイロットが上位を占めているアクロのコンペ界の勢力地図をスイスが少しずつ塗り替えようと力を入れ始めたようです。

インターラーケンのあたりでも、普通にアクロをする連中はゴロゴロいるけれど、しっかりしたトレーニングをしているパイロットはいないので、本気でアクロをしたいパイロットにはいい環境が整いつつある状況になってきました。

どうなっていくのでしょうかね・・・??